テーマ:フットサル(1505)
カテゴリ:ご近所物語
昨日は前振りにサラッと書こうとして思わず熱くなってしまった携帯の愚痴。
結局答えはわかっていた。 夕方帰宅するとおっと「友達、あの携帯持っていないんだって。もうしょうがないから今週末買いに行こう。アンナには事情を話して金曜日まで貸して、って言って。。。」 わたし「いい加減そのセリフ、聞き飽きたよっ!今晩中に買いに行くのよ!!」 おっと「怒鳴るなっ!怒鳴ったら、店に連れて行ってやらないし、クレジットカードも使わせないぞ。」 わたしはヒステリックに叫んだ。「3ヶ月も待たせておいて、どういう態度よそれっ!?あんたね、アンナがウソ言ってるのわからないの?わたしはあんたのためにアンナの信用を失ったのよ!?信用ってのはね、お金で買えない大切なものなの。ここまで信用ダウンさせといて、わたしと彼女の仲を完全に破壊するつもり?あんたにいったいどういう権利があるっての!!??」 おっとはわたしの剣幕にタジタジとすっかり怯えてしまった。「わかったよ。。今すぐ買いに行けばいいんだろ?」 わたしたちは近所のショッピングセンター(といってもクルマで10分)に直行、有無を言わさずわたしが最初に決めていた携帯を即買いさせた。こんなことなら3ヶ月前、強引に押し切って買えばよかったんだ。コレの紺↓(楽天で売ってる、ってことは日本でも使える?) やっと携帯の箱を手にすると、うれしくて顔の筋肉が緩んでくる。おっともわたしを見てわたしがおっとを許したものだと勘違いしたようでうれしそうであった。 が。 執念深いわたしは、当分おっとが許せられないのだ!!! ************ ということもあり、わたしは最近すっかりヤギたちに囲まれての田舎のヤギ追いペーターの生活に嫌気がさしてしまい、珍しくホームシックというか、日本シックにかかっていて、日本人が恋しくてしかたがない。 で、ある日たまたまMixiのお友達のテッちゃんが日記で彼の率いる日本人フットサルチームの対戦相手のイタリア人たちがいつも人数が揃わない、とこぼしていたのでイタリア人ではないけれども数揃えにおっとを差し出したのだった。 本当はわたしが参加したいところだったが、骨折以来、そんなハードなスポーツはこわいし、団体競技は超苦手だ。 その点、おっとはいつも「誰も一緒に遊んでくれない。」と一人寂しくボールを蹴っているので、「参加する?」と聞くと「え~、対日本人とぉ?ま、入れ食い試合だな。」と鼻で笑いながらもうれしそうに参加の意思表明をした。これで、わたしも日本人と知り合える機会が出来るし、おっとはサッカーが出来るし、で一石二鳥である。 というわけで、先週土曜日の夜ははじめての日本人会のフットサルにおっとが参加したのだ。 この夜は2004年以来の月食。そういえば、月のまわりがぼんやりと輝いていて不思議な光を放っている。 場所は閑静なブレラ地区の教会の敷地内に設置されたサッカー場。ちゃんとシャワーつきの更衣室にもステンドガラスがはめ込まれてあったりして味がある。 夜だというのに全然寒くない。 わたしともうひとりの日本人二ールちゃん(仮名)が外のベンチに座って待っていると、次々と着替えを済ませたメンバーが出てきた。 みんなミランやユベ、WCの日本代表のユニフォームを着たりして決まっている。その中でおっとは普通のTシャツ、短パン姿で現れてなんだか恥ずかしい。 試合が始まった。 日本人のメンバーは8人。うち女子2人。 イタリア人2人。エクアドル人1人。 。。。。。これじゃ対日本人じゃなくて、日本人チームにガイジンサンたちが混ざってやるようなもんだな。 結局イタリア人チームに日本人が3人加わり、おっとは日本人チームに混ざって試合開始! みんなうまい!早い!! なんでも一部のみなさんは、金曜日も別の日本人会で試合をしているそうだ。慣れている。 女子2人、特にゆきちんは男子に負けず劣らずの動きだ。感心してしまった。 先ほど「ま、入れ食い試合だな。」などと鼻で笑っていたおっと、見れば誰よりも早く息があがっている。 休憩が入り、汗だくでおっとがベンチに戻ってきた。「オミズ、オミズ」←日本語 わたし「バ~カ。なんで持ってこないのよ?」←ケンカの後だけに手厳しい ニールちゃん「よかったらこれ飲んで。」と旦那さん用のペットボトルに入った水を分けてくれた。 次の試合になった。女子2人のうちのM奈ちゃんがベンチ入りする。 それからはベンチの雰囲気がぐっとくだけ、試合もろくに見ずについつい喋りに興じてしまう。点数が入っても「入ったよ~!」と誰かに叫ばれるまで記入を忘れることもしばしば。 おっともだんだん調子が出てきて、頭突きでゴールを決めようと試みたり、持っている技を試し始めた。 そうこうしているうちにゆきちんがまるで「キャプテン翼 」 にでも出てきそうな華麗なゴールを決めて、拍手が沸き起こる。 試合を観ながらわたしは密かに南米人と日本人の試合の動き方の違いを観察していた。 日本人のサッカーの動きってぴしっとしていてキレがある。それに比べて、南米人の動きはくねくねしていて踊りを踊っているような柔軟性がある、というか。。。 そんなくねくねおっとは調子に乗って最後のほうは芝生で滑り、ひざをすりむいて、血を流しながらびっこを引き引き試合をしていたのであった。 結果は3点差でイタリア人チームの勝ち。(と言っても半数以上は日本人) なかなか見ごたえのある試合だった。 テッちゃん「来週も来て下さいよ。試合が終ったらおいしくて安い中華レストランにみんなで食べに行きましょう!」 をっを~、中華、中華♪ 今週末は給料日直後だからOK! ちなみにゆきちんの好きなメニューはこれらしい。(無断転載ごめん、ゆきちん) Spring Roll ばねロール Chicken with chilly sauce(spiced) (味を付けられる)薄ら寒いソースを持つ鶏 Stmamed meat dumplings(4pcs) 蒸気を発した肉ゆで団子(4パソコン) Shark fin with chiken soup チキンスープの付いてる鮫のひれ Stir fried vegetable 揚げられていた野菜をかき混ぜなさい Tau fu salad Tauのfuサラダ Cold the‘(peace or lemon) 冷たいth3eの(平和かレモン)33CL Sun garden soup 日曜日の庭のスープ Chiken with almonds アーモンドを持つ鶏 Curry flavoured veal カレーは子牛のにくに風味を付けた Steamed shrimps Siu Mai(4pcs) エビのSiuの蒸気を発したMai(4パソコン) Shrimps with green peas グリーンピースを持つエビ *wine in bottle to see wine list ワインリストを見るびんのワイン 。。。。。。。。。ある意味、詩的なメニューだな。 おっとは帰りのクルマの中で「次はエルトンも誘おうっと♪」 怪我までしたにもかかわらず、よっぽど楽しかったようである。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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