テーマ:妊婦さん集まれ~!!(4774)
カテゴリ:妊娠子育て中の話
豊臣秀吉がまた木下藤吉郎であったころ・・・
金目教を探るため飛騨の国から仮面の忍者を呼んだ ・・・その人の名は・・・・・・ 赤影さん と共にわたしは甲賀幻妖斉の巣窟を探していたのだ。しかし不覚にもわたしは奴の手下の下忍につかまり、大岩に縛られた。 そこに現れ助けてくれたのは青影さんだったが、あの少年忍者ではなく超イケ面忍者であった! デレデレしながら縄を解いてもらい、2人で南大阪にあるどんづる峰を下っていくと、甲賀幻妖斉の息子という、岸辺シローの罠が待ち構えていた。 さあ、どうするっ!? ・・・・・・ととてもいいところで携帯が鳴った。 おっと「もしもし?信じられない、まだ寝てるの!?」 その言葉に壁の時計を見やるともう朝の9時半。そういえば、今朝おっとが「行ってきま~す!」といつものようにわたしのお腹をなでなでして仕事に出かけて行ったような気がする。。? ああ、せっかくいいところだったのに。。。と電話を切った後にまた寝を試みたが、もう眠気は覚めてしまってしかたがないので起き出した。 嫌いだけど、産婦人科医に薦められているので仕方なくヨーグルトを食べながら、お友達のKatiaさんが送ってくれた数冊の本の一冊をぺらぺらとめくる。 一冊の本には「1989年発行」と書かれてあった。 ああ、そうか。昨日、この年数を見たから、わたしのタイムスリップ機能にスイッチが入ったんだ。。と夢の内容に納得して一人でにやけた。 あの頃って特撮やSF映画にはまってたんだよな。 このようにわたしはすっかり自堕落になってしまった。 まだ7月中はこの田舎町でも30分から1時間間隔でバスも出ていたので、時々ひとりで近所のスーパーや市場に出かけて暇もつぶしていた。 しかし8月になってからはバスは1日3本ほどになって、これでは「ちょっとおでかけ。」も出来やしない。安定期に入ったとはいえ、やっぱり長時間出歩くのはしんどい。 近所は田舎なのでウィンドウショッピングするような店などもないし、家に引きこもったままだ。 おっとも最近はやはりわたしに気を遣っているらしく、わたしを怒り悩ませるような大事件は起こさないのでうれしいやら、「これじゃネタがないやん!」という気持ちやらで複雑である。 当然、ネタがないので日記もUPのしようがない。 。。。あ、そういえば。 昨日、たまたま玄関のそばに居たとき、インターフォンが鳴ったので、反射的にのぞき窓からのぞいた。 するとひとりの見知らぬ南米人がインターフォンを鳴らしてから15秒と経っていないのに、すでに外の階段を下りて帰ろうとしていた。 わたしは「居るよ、待って~!!」と叫んで慌てて扉を開けて駆け出し、その男を引き止めた。 きっとこれが見知らぬイタリア人ならとっさにこの行動は取らなかったと思う。 なぜなら、過去の苦い経験上、イタリア人の場合は100%の確率で怪しい宗教勧誘か、押し売りなのだ。 しかしこれが南米人の場合は違う。 南米人だからおっとの友達、という可能性、 ガイジンの宗教勧誘や押し売りなどはまだ一度も遭遇したことがないから、きっと何か用事があって来た、という可能性 の2つである。 案の定、彼は郵便配達人だった。 ニコニコと「あなた、いくきーとさん?この住所探すの、苦労したよ。」と小包を差し出す。 我が家は1階の住人と番地が一緒なので、なかなか見つけてもらえないのか、普段は共働きでいつも留守にしているからなのか(しかし何度か家に居たときにも不在届けが入っていた。怒)、実は今まで郵便小包を手渡しで受け取ったことがなく、なんだか妙に感動してしまった。 目をうるうるさせながら心をこめて「ありがとう。」というと、若い日に焼けた彼は照れて「いや~。。。えっとぉ、君はなにじん?」と聞くので「日本人だよ。あんたは南米人でしょ?エクアドル?ペルー?」 彼はびっくりしたように「へえ、ボリビア人だよ。わかるんだ~。」 「うちのおっとがエクアドル人だからね。」 「へえ~。」 彼は感心したように帰っていった。 小包は前記したようにお友達のKatiaさんからで妊娠育児の雑誌を重いのに3冊も送ってくれたのだった。ありがとう。 今朝は今朝で、例のヨーグルトをテーブルについて嫌々食べているとき「いくきーと!!」とそのテーブルが見える玄関脇の開け放たれた小窓から昨日のボリビア人の配達人が顔を出したので、びっくりしてヨーグルトを吹き出しそうになった。 ボリビア人「今日も小包だよ~。」 ホントかよ!? 半信半疑で玄関を開けると本当に小包を持って彼が立っていた。 「また小包?」 「うん、今度は日本からだよ。」 受け取ると彼はニコニコしながら「サヨナーラ。」と階段を駆け下りていった。 わたしは南米人じゃないのに、ずいぶん親近感を抱かれてしまったものである。やっぱりヤギに囲まれた生活が長いと、特有のヤギ臭でもするようになったのだろうか? 小包は我がお嬢母からだった。 先日こちらに来たときに「あちらに帰ったら、何かのついででいいので、どこかの神社仏閣で「安産守り」を買ってきてください。」とお願いしておいたのだ。 母「あらっ、安産といえば宝塚の◎◎神社よね。」←母はなんでも自分の芦屋の実家のそばに行きたがる。 わたし「いや、そんな遠いところじゃなくてもいいですよ。奈良だったら天皇家ご用達の(←こういう母のセレブ心を刺激するようなセリフは必需である)帯解寺とかあるでしょう。」 そういうことで母はわたしの思惑どおり、帯解寺に行き安産守りと、そのほかにもお札2枚と、仏像の朱印が押されたピンクの腹巻を送ってくれた。 戌の日まで待って腹巻を試してみようと思ったが、今日のミラノはどんよりしていて肌寒いので今日からつけてみることにした。 腰はちょっと楽になるけどきつい。。。。。それだけ。 ああ、たいしたネタがないなあ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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