テーマ:海外生活(7774)
カテゴリ:エクアドル人のおっとを持つと
お久しぶりです。
ここ数日、暖かい日が続いてベランダのヒヤシンスが今にも開花しそう。 最近はPCを開いてひたすらニュースやコミュを眺めるだけだったけど、なんかそれだけも寂しくなったので久々に日記を書いてみた。 特にこのところ大きなニュースはないけれど、ここ数年を掘り起こしてみると、いろいろあった。 例えば近所のブラジル人の友達エルトンは不景気で、働いていた会社が自宅待機になった。 わたしだったらそこで悲嘆にくれそうだけど、そこはシングル、身軽だというか、ロンドンやスイスを旅行したあと、「ちょっと1ヶ月ほどブラジルに帰ってくるわ。」と言ってそのまま帰ってこなかった。。。なんでもあちらで大きな商社に就職が決まったらしい。 わたし「ちょっと、イタリアの家のローンどうするの?」 エルトン「もう興味ないね。きっと連帯保証人のマリエッタ(離婚した奥さん)がどうにかするさ。」 そのマリエッタも新しいエクアドル人の彼とその間に出来た娘と数ヵ月後、まったくエルトンと話し合いを持つこともなくブラジルに永久引き上げした。 い。。家は? おっと「じゃあ、ぼくが買って、誰かに貸して、続きのローンだけを払っていくよ。」 わたし「あほ~!@!こんなややこしい状態の家に手を出すな!!」 **** 去年、おっとの幼なじみのウイリアムがアメリカに住んでいる彼女と娘のところに永久移動を決めた。 ウイリアム「やっぱり親子は一緒にいなくちゃ、家族とは言えねえ。」 というわけで運送会社を経営している彼は去年の暮れから大型トラックを従業員の運転手ごと売りに出し、ワゴン車しか持っていないおっとに「やっぱり事業を拡大するなら大型を買わねえと。」と強く勧めた。 おっともさんざん迷った挙句、ウイリアムのトラックの一台を従業員であるウイリアムのいとこごと買うことに決めた。 トラックは去年12月に名義変更をし、1月からいとこがおっとの下で働くはずだったのだが。。。 ウイリアム「やっぱりここまで定着させた会社を捨てて、アメリカで一からなんてやってられるか。」 。。。というわけで、一ヶ月だけ彼女の次女の出産時期にあわせてアメリカに行くだけに変更した。 。。。。。。。。。というわけで、ウイリアムのいとこは引き続き、ウイリアムの下で働くこととなり、運転手のいないおっとの大型トラックはローンだけ残して、遊んでいる。 **** 先週、イタリアにおける不法滞在者に人数限定で滞在許可証を与える「フルッシ」という日があった。 こともあろうにおっとはそれに現在エクアドル在住の今年高校卒業予定の弟の名前で申し込んだ。 わたし「ちょっと、弟はイタリアで働きたがってるの?」 おっと「いや、それは聞いてみないと。あいつは出来が悪いからぼくが雇ってやらないとエクアドルでは就職は難しいよ。」 わたし「。。それって、彼がOKだとしてイタリアに来てどこに住むの?当然、うちでしょ?うちにそんなスペースないよ!!なんでわたしにもっと前に相談しないのよ?!」 おっと「相談したら反対するに決まってるじゃないか。部屋はRyuと子供部屋を共有すればいいんだし。それにフルッシにまだ受かるかもわからないし、とりあえず手を打っただけだよ。」 なんだと~!!反対するから勝手に決める、19歳の青年と3歳児を一緒の部屋に入れる、フルッシも無料じゃないのに肝心の弟の承諾もなく勝手に申し込む、もうむちゃくちゃやんけっ!!!!! *** 現在のわたしは。。というと、心の平安のため、こんな話はよそさまの噂話程度に聞くようにしている。まともにからむと崩壊しそうだ。 なので、ちょっとジムに通ってみたり(無料お試し)、おっとのおつかいでミラノに出たついでに、ウインドーショッピングを楽しんだり(買えないので)、幼稚園のママ友も増えた。でも不思議だ。Ryuのクラスのペルー人ハーフのステファノとエクアドル人ハーフのミッシェルのママが親しくしてくれるのはわかるけど、よそのクラスの知らない南米人ママまで最近、フレンドリーだ。スペ語で挨拶されてもわたしは伊語しか話せないんだが。 誰かに年長クラスにひとり中国人がいる、と聞いたがそこのママは見たこともないのにな。 う~、やっぱり崩壊しそう。。。。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[エクアドル人のおっとを持つと] カテゴリの最新記事
|
|