テーマ:海外生活(7774)
カテゴリ:イタリアンなお話
今朝、Ryuは我が田舎町から1時間半ほどバスで行ったところのサファリパークに幼稚園ぐるみで、遠足に出かけた。
遠足はこれで2度目。一度目は近所の子供体験教室みたいなところだったから、今回はRyuの大好きな動物や、恐竜を見れて、今頃大興奮に違いない。 驚いたのは3人ほど、クラスの子供たちが欠席したこと。そのうちのひとりのお母さんと数日前に話したとき「うちの子をそんな遠くにやれないわ。1日がかりの遠足なのよ?何かあったらどうするの!?」と言っていたのを思い出した。 いろんな保護者が同じような心配をしていたので、驚いた。たかが1時間半の距離、おおげさ?いや、保護者精神失格? う~~~ん??? 今朝、送りに来れないRyuとクラスで一番仲良しのクラウディオのお母さんに「カメラ持って行くんでしょ?クラウディオも撮ってね。」と頼まれたので、まった~~~くそんな気はさらさらなかったのだけど、デジカメを持ってRyuとクラウディオを幼稚園に送っていった。 どうも未だにイタリア人の間では「日本人=黒縁のめがねをかけてカメラを提げた」イメージがあるらしい。(確かにわたしは黒縁のめがねをかけている。めがね、替えた方がいいのかなあ?) 何も遠足に付いていってカメラマンをするわけじゃなく、ただ園児たちが園門から出てバスに乗り込むわずかの間のことだ。なのに、園門では多数の保護者たちがカメラやビデオを構えて待っていたのに驚いた。(1回目の遠足もそうだったが、今回もう2回目なのに。) それからどうなったかというと。 クラウディオ数枚、Ryu1枚(撮ろうと構えたところで、よそのお母さんに声をかけられたので、後姿でぶれている)、Ryuの公園友達で一歳年上のボリビア人ハーフのクリスティアンの写真10枚ほど、その他の子供たち、数枚。 いやね、別にこんな写真、最初は撮るつもりもなかったからいいのだが、なんでRyu1枚(後姿でぶれている)になっちゃうわけ?! しかも他のお母さんたち、「カメラ忘れちゃったのよ!うちの子も撮って撮って!」とバスが出発するまで大フィーバーだったのに、バスが行ってしまったら、お礼はともかく「写真、ちょうだいね。」といいながらどこに送るかも言わずに帰ってしまった。 さすがにちょっとむかついて、一番枚数を撮った(というか撮らされた)クリスティアンのお母さんには首根っこを捕まえて「この写真、どこに送ればいいの?」と聞いた。 クリスティアン母「わたし、デジカメ知らないんだけど、現像しないの?」 わたし「しないよ、メルアド教えてくれたら送るよ。」 クリスティアン母「わたしコンピューター持ってないから。」 わたし「。。。CDにコピーするから、カメラ屋さんで現像してもらって。」 はぁぁぁぁぁ、ってことは他のお母さんも、こんな感じだろうな。後日、写真のことを聞かれない限り、無視することにした。 そういえば「Ryuのお母さんはコンピューターに詳しいから!」とおだてられ、最近やたら、幼稚園の先生たちに童謡をネットからダウンロードすることとか、クラスの子供たちのネームを活字でカラフルにプリントアウトすることやら、頼まれる。 やっぱり日本は技術大国だ。こんなに「コンピューター」のことを知っている日本人のわたしって、超最先端らしい!!うはははははははは。。。。。。。。。はぁぁぁぁぁ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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