テーマ:海外生活(7774)
カテゴリ:カテゴリ未分類
あんまりスピリチュアルなことは信じてないのだが、自分の運気が悪いとき、というのは何かいつもまとめて悪いことが続くと思う。思い起こせば2005年に家を買った年は、家に関して全てのことがうまくいかず、その上、事故で骨折する、流産する、とめちゃくちゃだった。
そんなときは余計な動きをしないほうがいい。 なんでそんなことを書くかというと、この間、かばんを盗られてから、悪いこと続きだ。 ***************** この間、ショッピングセンターで大きな買い物をしたので20枚以上のスクラッチ式の福引券をもらった。全部ティッシュすら当たらず。。こするの大変だったのに! ***************** やっとやっと、あれから数年、屋根の修理が始まったのだが、工事開始予定日が遅れて遅れて、あいにく我が両親の来伊の日と重なり、いつもなら我が家に泊まってもらうところを、その後、東欧旅行に旅立つ前までの数日近くのホテルを取った。 なのに工事業者の野郎(←ちなみに仇敵ルイジとは別の業者)、家の周りに足場だけ組んで窓も普通に開けられない状態にだけしたまんま、来ないのだ。両親に高い代金払ってホテルに泊まらせた意味なし!! 3週間ほどヨーロッパを旅した両親はもう帰国したが、ま だ こ な い 。。。。 両親の滞在日最終日、我々は家族揃って、Madesimoというスイス国境の山に出かけることにした。 Ryuはめったに会えないおじいちゃん、おばあちゃんとのお出かけがうれしくて、散歩に出かける子犬のように大興奮である。 外に出る階段をいつもよりわたしの手をぐいぐい引いて走るように降りていく。 ちょうどそのとき用事から帰ってきたおっとが階下に見えた。。というか、それまで見ていた階段から、おっとを見た。 「パパー!!」そこをグッドタイミング(?)でRyuがわたしの手をぐいっと力強く引き。。。 わたしは階段から転げ落ちて左足をくじいた。 両親とのお出かけ、今日が最終日なんだよね? 貴重な時間を救急病院でさくのもためらわれ、びっこを引き引き車に乗り込み、山までお供したが、やはり足は腫れあがって歩けなくなっていて、結局全員がハイキングが出来なくなってしまった。 次の日の朝、両親を空港に送ったその足で病院に行き、包帯ぐるぐる巻きにされたが、骨折じゃなかったのが不幸中の幸いだった。 ***************** 先週末はRyuが週1回通っている日本人主催のリトミック教室のステージだったので、昨年クリスマスに買ったばかりのデジカメを持って意気揚々と出かけた。 リトミックステージだけではなく、いろいろな催しもあったので、小さな部屋の中は日本人や、その他の人々で超満員状態だ。 ステージが始まったのでビデオモードにして少し廻していたら、すぐに「メモーリー空き容量なし」と表示が出たので、がっかりしてあきらめてそのときはカメラをしまい、次の日、家で観よう、とカメラを出したら、メモリーカードのところのふたがいつの間にかはずれていて、メモリーカードが入ってなかった。。。。 あの混雑でどうなったのか、落としたらしい。ショック。 ***************** ショックといえば、一番のショックはこれだ。 東北大地震の被災者に何か協力できれば、と苦肉の策でRyuの通う幼稚園と、近所の小学校の受付に日本の国旗を模した義援金BOXを置かせてもらった。 目立つといえば、目立っていた。 だが、先日小学校の学期末が近いある日、幼稚園の受付の人に呼び止められた。「これ、いつまで置いていても誰も寄付なんてしてくれないわよ。義援金を集めるんだったら現金じゃなしに、もっといい方法を考えなくちゃ。持って帰ってください。」 「自己中主義のイタリアでやっぱり難しいかぁ。」と軽いショックを受けながら開けてみると8ユーロほど。募金の紙には「集めたお金は直接日本赤十字に送ります。」と書いたが、これでは手数料のほうが高くつきそうだ。 「これじゃ、振込みする意味もないので、日本食材屋さんの義援金BOXに入れておきます。」 「好きにして。」 とぼとぼと義援金BOXを抱えてその足で小学校にも向かう。 わたし「義援金BOX、どうですか?」 受付「う~~~~ん、集まらないわねえ。」 箱を開けた。たったの3セントしか入ってなかった。幼稚園より悪い。。。ってか、ないのもおんなじ! わたしは苦笑いをしながら「確かに。。。3セントって、誰も入れてくれなかったんですね。」 受付「えっ、3セント?!昨日見たときは30ユーロぐらいは入ってたわよ?」 え?ええ~、えええええええええええええええええええええ~~~~~~っ!!?? 受付「そりゃ、ほとんどの子が小銭しか入れてなかったけど、何人かはお札も入れてたし。あ~あ、きっと生徒か、公共の開放時間に受付にひとがいない隙を見て、やられたのよ。」 OOOOOOOOOOOOHHHHHHHHHHHHHHHH,NOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOO!!!!! 受付「あなたも、こんな簡単に開けられるBOXにしたのもまずかったわね。次回からはテープかなんかでぐるぐるにして、開けられないようにしないと。」 そんな。。。こんな田舎町にそんなことをするひと、想像していなかったから(設置はかばん盗難以前)普通の箱にしてました。。。。 次回?。。。。ふっ。 次回なんてやる気力がどーんと、ゼロマイナスになったわ。 自分のセキュリティの甘さにショック 自分のプロジェクトの失敗にショック 住んでいる市の誰かの仕業だ、ということのショック(田舎町で治安はいいと、今まで信じていた) 募金してくれた人の誠意が無駄になったショック 被災地の人へ何も出来ない自分の無力さへショック はあああああああ、明日は晴れるかなあ? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|
|