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一緒に暮らしているのに、
言葉を交わすどころか、 ろくに視線さえ合わせていなかった。 耳が遠い父を、 無意識に(じゃないな。意識はあった)、疎んじていた。 ちょっと気が向いて私が話しかけたのが、 よほど嬉しかったんだね。 後を追ってきて、プラスお酒の酔いも手伝って、 胸のうちを打ち明けてきた。 「父さんが駄目なんかな。」 グサリ。 前向きな言葉のひとつもかけてあげれなかった。 私も人間関係築くの、 お父さんと同じで下手くそなんよ。 親子揃って、不器用だね。 何より、一番身近な肉親である娘の私が、 これまでどれだけ寂しい思いをさせてきたんかな。。。 ごめん。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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