黄色いつばさ

ここ数日色んな事が重なり
ブログも更新できる状態ではなくて・・・

この秋はかなり辛く悲しい事が繁殖に限らず多々ありました。

そんな時には決まってお友達に話しを聞いてもらいます。

いつも話を聞いてくれるお友達・・・ありがたいですね・・・



繁殖では毎回辛く大変な思いをする我が家。


繁殖は親鳥に任せきって、なるようになる…
そう割り切れたらどんなに楽でしょう。


リトルママで誕生した３羽の雛達　
（巣箱をとったにも関わらず、育雛してる最中に産卵された卵）
生後数日から時間が止まってしまったかのように
体重も増えず成長も止まってしまいました。


１羽は 病院に連れて行く日の朝に力尽きてしまい。。。


皮と骨だけの姿ながらも一緒懸命に餌をねだるのですが
栄養が上手く消化出来ないようで…身になりません。

病院に連れて行っても無理とは思いつつも
少しでも生き延びられるようにと願う気持ちで連れて行ったのですが

予想通り、成長がかなり遅れてる姿を見て
先生もなすすべがないと言った感じでした。

それと同時に　いつ力尽きてもおかしくないか弱い姿に
生きているのが不思議な位だと…


それでもお薬を出してもらい
覗く度に雛達が亡くなっているのではないかと不安になりながら過ごして
やっと１ヶ月になります。


脚は細く ツクツクも生えてない皮と骨だけの姿ですが
精一杯生きようとする姿に生命力の強さを感じます。


数時間置きの挿し餌も大変でしたが 精神的にもかなり辛く
友達に話しを聞いてもらい助けてもらう事も度々で…


しかし、そんな仔達の細く小っちゃな手羽先にも羽が生え！
開き初めて来ているんです＞＜




このまま育ちきれるのか 不安で不安で仕方がないのですが
今日も一生懸命生きようと頑張っています…



無事に成長出来る事を願ってはいるのですが
今回の事があり改めて考えさせられた事があります。

自然の中ならば絶対雛が誕生して来るはずもない卵だったのに
何とかしたい！と諦めずにリトルママに託しました。

雛の誕生後でも、仕事に子供達の世話に…
家事に鳥達の世話と時間に余裕のない私。

そんな私なので尚更何とかしたいと思う気持ちを
場合によっては諦める事も大事なのではないかと。

鳥さんを繁殖してる方は
誕生したばかりの雛を育てられない方も多いはず。

そんな方達はそんな卵を諦めるはずなのに
私には諦める事が出来なかった。


雛は誕生しても元気に育つ事がなく天国に行ってしまうのなら
残酷なようですが諦めようと思います。
諦めなければいけないって思うんです

それが自分の為でもあると……


小さい頃 捨て犬などを見ると可愛そうで
何とかしてあげたい一心で自宅に連れて帰っていました。。


我が家では昔から竜神様を奉っていたので
４本脚の生き物は飼えないと言い聞かせられてきました


なので飼ってあげられるはずもなく
泣く泣く食べ物をあげてはまた 元の場所に置いて来るの繰り返し。


小さい子供心ながら 可愛そうだから何とかしてあげたい！その一心でした。


でも そんな事を何回か経験して気付いた事は
飼えない、助けられないものは中途半端に手を差し延べては行けないって事。

最後まで面倒見てあげる事が出来るなら良いのですが
飼えないのは分かり切ってる事


最後まで責任持てないならば連れ帰ってはいけない。


末息子にも常日頃言い聞かせてます。

生き物が大好きで 良くカマキリ、イモリ、カナヘビや魚、ザリガニ、
バッタなどなどを連れて帰って来るのですが
プラケの中で死んで行く姿を見るのは昆虫類でも胸が痛みます。


今年はさすがに息子も４年生

夏にはカブト虫やクワガタをむやみに捕まえて来る事はなくなりました。

捕まえても次の日には放してあげてたし…

身近に居る生き物を通して
命と向き合う事で生命の素晴らしさ、大切さを感じとってくれる
優しい子になって欲しいと思います。

この子は雛が亡くなった事を知ると必ず『見せて…』と言います。

亡きがらを見せるのは私も胸が痛むのですが
命と向き合うことも大切なので見せると
決まって『可愛い仔だったね～…』と言ってナデナデして最後のお別れをします。


そんな息子を同等か又は下に見ているチワワの『あっ君』


この犬 私が息子を怒ると息子をかばう様に私に牙を向けてウ～～ウ～～ッ唸ります。


手を出そうもんなら手に噛み付いてきます。


今日はそんな アクアのサンタさん姿をお披露目～



そして私の大好きな「銀ちゃん」です