|
テーマ:★☆沖縄☆★(2902)
カテゴリ:西表島旅行
今回の西表島旅行で一番楽しみにしていたのが、マングローブの森でのカヌー体験です。 西表島には大きな川、小さな川、がたくさんあります。カヌー初心者の私達は小さな川、後良川(シイラ川)を二人乗りカヤックで行きました。 ガイドさんに連れられて後良川に行くと、河口からず~っと続くマングローブの森。 カヤックで漕ぎ始めると、思ったより川は広く感じられます。 初めは漕ぐのに一生懸命でしたが、ガイドさんの案内で鳥や植物の様子を見ているうちに自然に周りに目が行くようになりました。 河口からしばらく行くと、マングローブが川面に枝をのばしていて、その近くまで行ったり、その下を通ったり。 静かに休んでいると音がありません。やがて耳をすませると、風の音。時々、鳥の鳴き声。 空の上にはカンムリワシが静かに円を描いていたり。 瑠璃色のカワセミが森の中から飛び出して魚を捕っていたり。 花(名前忘れちゃった)の周りに色とりどりの蝶が舞っていたり。 水中の倒木影には魚が泳いでいたり。 静か~に、静か~に、自然にお邪魔しているって感じです。 数時間カヤックを楽しんだ後は河口に戻り、干潟遊び。 干潟には、カニやハゼがたくさんいます。 こちらは泥の中で遊んだので写真はありませんが、もうカニがた~くさん。ミナミコメツキガニというそうです。ひょいひょいと捕まえられますが、捕まえずに見ていると、泥の中にぐるぐるっと回りながらもぐっていって、気づけば一匹もいなくなります。 しず~かにしてみると、カニが泥の中に潜っていく音がざわざわっと聞こえます。 ところでマングローブは生えている場所で、生え方が違うんだそうです。 河口近くでは根がぐーっと高くまで伸びています。これがマングローブのイメージです。 川を上っていくとこの根がどんどん短くなっていくんですよ。 干満と塩分の影響で河口では根を高くするんだそうです。 自然の不思議です。 ガイドさんがいろいろよく知っていて、丁寧にわかりやすく説明してくれたのがよかったです。 星の話。月の話。干満の話。自然循環の話。 静かな川で聞く話は、すんなりと体感として理解できます。 貴重な体験でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[西表島旅行] カテゴリの最新記事
|