体型が変わってゆくという現実
20代のころ買った腰穿きのジーンズがあります。大げさな言い方をすれば、長年の苦楽を共にしてきた相棒です。すでに肌の一部であるかのなじみ具合です。穿きこんだ風合いも、足を長く見せてくれる後姿のシルエットも申し分ありません。それなのに、最近、着用回数が減ってしまっていました。改めて、ちょっと着てみます。少し日常生活を送ってみます。原因が、分かってきました。悲しいかな、お腹のあたりがちょっと違うのです。昔と。二度大きくなってしぼんだお腹。そのときついてしまったものが、腰穿きのジーンズから、ぽこっとはみ出してしまうのです。前回の話にあてはめると、ジーンズを買ったということは、間違いではなかった。ずっと変わらず私の相棒でいてくれた。変わったのは私のほうで、ジーンズと私との関係が円満に終了しつつある、というところでしょうか。はみ出してしまうものは、ある意味勲章と思っています。ただ・・大好きだったジーンズとお別れだなんて、本当はちょっと悲しい。もうすこし手元に置いておこうかな。何かにリメイクしようかな。いやいや、これこそブランディア先生に頼もうかな。 ***私、変わっちゃったのだなぁ。今後も変わってゆくのかなぁ。そりゃあ、着たい服や似合う服も、どんどん移ろうはず。この現実を、どうやら受け入れるしかないようです。服の断捨離 ・ 整理収納