珍しく仕事の話。アドラー先生に助けられるの巻
ここ数年で最大級のストレスと、このところ闘っています。といっても、仕事に起因したきわめて前向きのストレスではあるので、ご安心ください。お得意のハンドメイドがすっかりご無沙汰となるくらい、上半期は仕事に翻弄されてきました。社の事情や法令改正やらで仕事がどんどん膨らみ、複雑になっていきました。時短勤務のため、すごい勢いで働いてきましたが、それも追いつかなくなってきたのです。仕事の一つひとつはきっと、どうってことないのです。ただ、10のことをきっちりやることは簡単でも、100のことをきっちりやるのは・・やりつづけるのは、こちらも人間なので、限界がありました。残業は、したくない。増えた仕事をだれかにお願いするといったって、ヒラの時短勤務では、そんなこととても言えないのです。そうこうしているうちに、これまでこなしてきた仕事までつまづくように・・ここで助けになってくれたのが、アドラー先生の考えです。嫌われる勇気 [ 岸見一郎 ]アドラー心理学なるものが対話形式で説かれ、記録的に売れているようです。悩みのもろもろに、「それは誰のマター(課題)か」という視点を提供しています。すなわち、私のマターか、ほかの誰かのマターか?と、課題を分離して整理することを勧めているのです。夫もこの本を読んでいて、背中を押してくれました。「それは上司のマター。上司に相談したほうがいい」そうか!ヒラの時短勤務でも、きっと、言っていいのだ。そこで、上司に、自分の抱えている仕事を、いつ、どれだけやらねばならないかをすべて書き出して示し、あくまで私の視点での部内の課題を整理したうえで、担当替えを提案したのです。これ、なかなか勇気がいりましたよ。ふたをあけてみたらば、寝耳に水の、人事異動です!わたくし、今の部署を出ることになりました。喜んでいいのか、どうなのか?望む部署に一歩近づいたので、まあ、ここは素直に喜びたいと思います。もっか直面しているのは、引継ぎのストレスです。私が1年かけて引き継いできた仕事を、ごくごく短期間で、細大もらさず引き継がねばなりません。・・今後が不安で、眠れないのです。なんて乱暴な異動だ!そんなん、無理やし・・と思いつつも、私がしていた仕事の今後は、上司と引継ぎ相手のマターなのです。私は、不安にならなくてもいいはず。そのうち異動することを想定し、あらゆる仕事を簡潔に微細に書き記してきました。これまでの私のその努力と引継ぎ相手を信じつつ、私のマターは、ただひとつ。いや、ふたつ。引継ぎにベストを尽くすのみ、次の仕事を全力で覚えるのみ、であります。アドラー先生、ありがとう。ピコママのつれづれハンドメイドは文字通りハンドメイドブログなのだけど、(最近は断捨離のことも書いてるけど、)たまには働く話だって、書いていいよね。ワーキングマザー