暮らしの小さな針仕事を、いろいろと。
先週末は、子どもが不調につき蟄居しました。こういう日のために普段から、家の中でできる家族のお楽しみをためておかないとな、と思いました。私はといえば、2時間ほどかけて、いくつもちくちく縫物をしました。かっこよく言えば、暮らしの針仕事、です。 ***くるくる巻いて持ち運べるリネンのサンバイザー、8年前の日記で紹介したものなのですが、そのふちが傷んできました。遮光素材の黒色が見えてしまうのです。まずはお洗濯で美しく。その後、傷んだ箇所にリネンのレースを手縫いでくっつけて、傷みをまるまる隠してしまいました。最初からそういう作りだったように見えます。まだまだ活躍してもらいます。 ***靴下に空いてしまった穴を、例のごとく超はぎれで修繕しました。長男のぶんと、私のぶん。撮りためた番組を見ながらの修繕、見ていたのは、夫好みの飛行機のレース。その靴下の繕いを見るたび、空を飛んでいる気分がよみがえります。 ***これまた8年前に作った、リネンのストールがあります。ぬくもり工房さんの小幅リネンの端をほどき、トーションレースを気ままに縫い付けたものでした。昔ながらの機屋さんが織った小幅リネン薄地【3mまでDM便発送可】【10m購入で1mサービス】歳をとってきて好みがシンプルになり、レースが不要になりました。リッパーを使い、せっせとほどきました。このうち、2本だけ、レースを途中までほどいて垂らしておきました。 ***リネンの、ワンハンドルのエコバッグがあります。 夏用に、リネンのエプロンをリメイクしたものです。ハンドル部分には補強のため、空色の綾テープにリネンを重ねました。ところが、その空色が見えてそこだけ異素材で、ずっと気にしていました。!ストールからほどいたトーションレースを、空色部分を隠すように手縫いしました。レースの隙間から空色がのぞき、さも最初からそういうデザインだったのよ、という風になりました。このとき見ていた番組は、歴史好きの夫好み、エジプトのツタンカーメン。お墓は奇跡的に三千年もの間暴かれなかった、という話でした。エコバッグ使うたびに、気分はツタンカーメン? ***まだあるよ。デニムハーフパンツのおなか部分をカレーで汚してはかなくなったため、黄色くなったのを漂白しようとしたらそこだけめっちゃ白くなってしまった、たいへん残念な長男のハーフパンツがありました。白い部分に、男児チロルテープ箱から厳選した、メジャー柄のテープで目隠し。ごまかすために、さらに紺のイカリのテープを使い、イカリを一つだけ、つけました。パジャマでもいいから、はいておくれ。【2018年追記】しばらく見向きもしなかったのだけど、気づけばせっせとはくようになり、もう、お尻が擦り切れてぼろぼろです。よく働いてくれた、勇者級ハーフパンツです。ありがとう! ***パジャマといえば、パジャマになった次男の半袖Tシャツ、胸元がちくちくするといわれました。胸元には虹のワンポイント、名札つけ用が。透明なミシン糸で縫い付けたためです。この糸、とても便利なのだけど、ね。パジャマに名札はいらないので、ほどいてしまいました。 ***最後に、今つくりかけのものをちょっとだけ、進めました。すべて手縫いの、次男への大作、布おもちゃです。さて何でしょう。それはまた、写真が撮れた時にでも。育児の合間にハンドメイドリメイク大好きリメイク*節約*ナチュラルな手作り生活