弾けるように生まれたコースターたち
外出自粛、が長く続き、外出するときはマスク、という世界になり、やっとやっと、マスクをいくつか縫いました。家族用に。型紙を作り、縫い方を工夫して、これ、というのを開発。顔に装着するものなので、注意深く、丁寧に縫いました。きょうのご紹介はマスクではなくて、その副産物のほう。同じものをいくつも丁寧に縫っていると、息抜きしたくなりませんか。そんなふうに、超はぎれたちがささやきました。私たちを使って作ってみて、と。たくさん縫いました。自宅用だから閃くがまま、縫い目など適当に。とにかく、まる、です。統一感が出るように、同じデニムで。このデニム、10年前から布山となっていました。表がラメ入りで使いにくくて。裏面の変哲のないデニム面を活用しました。布山を生かそう!懐かしの超はぎれたちを、気ままに採用しました。子どものズボンを縫った布、トップスにアップリケした布。我が家の歴史が詰まっています。元は兄のTシャツのお気に入りの部分で、弟のトップス、パンツ、そして今回のコースターにと、リメイクもベテラン、3度目となる車の丸い布。こちらはぐるぐるに縫いました。レコードみたい。レコードといえば、エール、志村けんさん登場のあたりから見ています。今週は椿姫のオーディションでしたね。よく見逃すので、土曜のまとめを欠かさず見るようにしています。きょうまとめでは、次週予告が深刻なシーンで終わり、1時のニュースのキャスターさんが、とても感情移入した表情でした。その方の人柄が見えたようで、私までうるっとしました。計8枚。無心になって縫いながら、ああ、私、何か見えないものに抑圧されていたのだな、と感じました。手づくり布こもの