18年間保持したロングコートを手放す
都道府県間の移動制限が解除されたとは言っても、このところ、巣ごもり気味の生活を続けています。ふと思い立って、自宅で、家族がより快適に過ごせるように、大規模な模様替えを決行しました。そのなかで、夫と私の使っているクロゼットを交換しました。奥行きのあるほうを、夫に。私はより浅いほうに引っ越しました。浅いほうは狭いのです。これを機に、コートをひとつ手放しました。分厚いウールのヘリンボーン織りの、真冬用の黒いロングコート。社会人になりたてのころ、セールで買った高価な品です。当時は一生ものと思っていました。温暖化で、雪も降らなくなりました。このコートを最後に着たのは、かれこれ7年前。東北地方、祖母のお葬式でした。凍結した路面で滑り、派手にこけました。痛かった。着てみるまでもなく・・デザインが、若者用。アラフォーには無理っぽいな、リサイクルショップも、持ち込まれても困るだろうな。 ***記念にボタン一式をリッパーで外し、取っておくことにしました。一瞬、冬のバッグ用に一部を残しておこうかとも思ったけど、そうやって布山が太るのです。5分ほど眺め、それもやめました。いつ大雪が降ってもいいように、持っていることに意味のあるコートでした。その期間は、無事に過ぎたということです。おそらく18年もの間、私のそばにいてくれて、ありがとうございました。服の断捨離 ・ 整理収納