2020年10月、11月は、大人のひとり遊び。
いつのまにか12月も半ば。温暖化の影響か、紅葉が遅くなっているようで、いちょうの木が、まだ黄色い葉をつけています。この秋は、大人のひとり遊びを楽しみました。天神さんへ遊びに行き、舞台をひとつ、音楽をひとつ鑑賞。録画も楽しめるけど、誰かが目の前で生み出す生の芸術が恋しいなぁ、と思ったのです。どれも、とっても楽しかった。いいリフレッシュになりました。舞台は、イッセー尾形さんの一人芝居「妄ソー劇場」です。毎年、京都に来てくれることを知っていました。学生のとき勧められて以来、一度行ってみたいと思い続けていました。街で見かけるポスターをちらちら見ながら、コロナでも来てくれるのだから、今こそ! と決意。紅葉の始まったばかりの晩、子守を夫に押し付け、自転車で行ってきました。イッセーさんは、七人もの人に次々と変身し、朗らかにお芝居をしてくれました。お芝居はもちろん、すべて丸見えの変身のようすも、トランペットもギターも、歌も、面白かった。そして、この方は、いったい何を表現したいのだろう? と、この後ずっと考えました。今でも考えています。扮するのは、自分勝手でわがままで、でも茶目っ気があって温かい人ばかりでした。例えば、確か5番目、真っ赤なドレスでかつらをかぶり、バーの女主人になって登場。部長課長係長という3人の男性客がやってきます。確か、その日が部長のお母さんの月命日だと分かったことから、お線香を出してきて、弔うのです。適度に雑な接客をしながらも、どこか優しいのです。コロナだろうが、肩の力を抜いていい、人の優しさを信じて、もう少し適当に生きても大丈夫なんじゃあないか、と思えました。とっても、良かったです。来年は、子どもも連れて行こう。 ***えっと、布です。10、11月の2か月で、2m買い、3.5m使いました。差し引き1.5m減らすことができました。4月からの累計では、8.6mの減です。買った2mは、天神さんでのはぎれです。10枚も買い、まだ5枚残っています。どうしようかな。消費の3.5mの内訳は、はぎれ5枚でのれん、大きな在庫のダブルガーゼでバスタオル、秋冬柄のはぎれでマスクをいくつか。マスクとは、しばらくお付き合いしないといけないようなので、我が家のはぎれを使いながら腰を据えて量産しようかな、という気分です。布山を生かそう!ここにも芸術が。身近な自然