災難を幸運だと考え直すことにした
ある日、御所を散歩していました。歩道を何mか入ったところでは、草刈り機を使った草刈りをしていました。かちっと短く高い、聞いたことのない音が、目の前でしました。?何だろう、もしや、と思い、眼鏡をはずしてレンズを見ると、右目のど真ん中が1ミリほど、傷ついていました。あ~あ。草刈りの人には、刈った草が歩道に飛ばないように、歩道側に、畳2枚分ほどの板でガードする人がついていました。ベストを尽くして勤労している2人に、文句を言う?そこから飛んできた何かで傷がついたと言い切れる?言ったところで、どうなる?一瞬悩み、やめておきました。そして、こう、無理くり考えることにしました。私はもしかしたら、ありえない不運で右目を大けがしていたかもしれない。この眼鏡が、身を挺して守ってくれたのだ、と。眼鏡さん、ありがとう! という気分になってきました。作ってから半年の眼鏡なので、保証期間というものがあるのなら、レンズを交換してもらおう。なければないで、そういう保険にも入っていないし、レンズ代を出して交換してもらおう。お金はかかるだろうけど、幸運料さ。日々生活していると、色々、あるよね。ライフスタイル、ライフ、暮らし、生活眼鏡をはずして御所の緑を見ると、適度にぼんやりとした緑が重なり、絵画を見ているようです。眼鏡は、くっきりはっきりクリアに見せてくれます。どちらの御所も、いいものだ。