宝塚大劇場♪
宝塚大劇場公演 公演期間:1月1日(火)~2月4日(月) 一般前売:11月17日(土) 座席料金:SS席 10,000円、S席 7,500円、A席 5,500円、B席 3,500円、立見 2,500円(税込) ラブ・ロマンス『君を愛してる-Je t'aime-』作・演出/木村信司[解 説] オシャレに、華やかに、今こそラブ・ロマンスを。上流階級の青年と、サーカスの花形スターとの心温まるラブ・ストーリーを、パリを舞台に爽やかなタッチで描きます。木村信司による初のオリジナル・ミュージカル。 大富豪が亡くなった。長男ジョルジュに遺言が告げられる。半年以内に結婚すること。結婚相手は上流階級に限る。条件を満たさなければ、財産は継がせない。遺言を聞き、親友フィラントは「結婚と恋は別」と惚ける。一方、親友アルセストはショックを受ける。ジョルジュの結婚相手と目されたセリメーヌに魅かれていたのだ。結婚か。財産を捨てるのか。思い悩むジョルジュは、あるときサーカスの花形スター・マルキーズと出会う。 ジョルジュにとって旧知の牧師、レオンは教える。マルキーズはスターであるばかりではない。教会に寄付をかかさず、恵まれない人々にも尽くす。ジョルジュは自らの生き方をふりかえる。これまで誰かのために尽くしたことがあったか。初めはジョルジュをいけ好かない金持ちと思っていたマルキーズも、ジョルジュの温かい人柄に触れるうち秘かに思いを寄せてゆく。 マルキーズのサーカスは、地主に立ち退きを求められている。プロデューサー・アルガンが来る。彼はかつてマルキーズの恋人であり、今は別の大きなサーカスを運営している。アルガンはマルキーズに問う。いつまで古びたサーカスにこだわるのか。マルキーズは答える。自分の夢は、少ないお金で、より多くの人に感動を与えること。立ち退きの期限が迫る。ジョルジュはマルキーズを助けたい。しかし遺産を継いでいない彼に、できることは少ない。最後に彼のとった行動とは......。 恋。友情。サーカスの団員、芸術に生きるボヘミアンたち、オシャレでかわいいパリの踊り子たちなど、さまざまな人々が物語に絡む。花の都、そして恋の都パリで、一足早い春の風のようにラブ・ロマンスが展開する。