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2011.04.01
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カテゴリ:カテゴリ未分類
3月31日Aujourd'hui en France誌の記事。
原文はこちら

3月11日の津波以来、外国首脳として初めて日本を訪れることになったフランス大統領サルコジ。
日本当局からは当初協力の申し出を丁寧に拒否されていた。

原発からは250KM離れた東京で菅直人首相と対談するためであり、フランス当局は危険はないと判断、原発付近を訪れる予定はない。
4時間の滞在の目的には「在日フランス人やフランス救助隊を見捨ててはいないことを伝えるため」もある。

原発燃料をセールスする状況下にない今、フランスとしては現地において調査できることを好ましく思っている。
「確かに高額だがより安全ではある」ヨーロッパ型加圧水型炉を推進することも目的であるのかもしれない。サルコジは7つの原子炉を停止したドイツに向けて言う。「バイエルンにツナミが来たことなんてないだろう」

同様に日本を訪問しているフランス環境相は技術者たちと共に3日間滞在し、放射能汚染と放射線医学に対するノウハウを提供し、またより詳細な情報を得る予定でいる。
「日本は態度を変え、同じ原発を選んだ国からの助言を必要としている」。

日本側は汚染水除去の技術は持っていないがフランスにはある。
ガール県のマルクール原発での解体作業の経験がある。
フランス環境相はまた、フクシマより60KMしか離れていない、地震の中枢部である仙台も訪れる予定でいる。
「ええ、行きますよ」と断言、安定ヨウ素剤は持参していない。当地ではフランス救助隊が線量計を持ち作業をこなしている。
「リスクがあるのなら彼らを派遣したりしません」

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この記事の隣には風刺画が寄せられていました。
サルコジ「これで僕の支持率も上がったかな!?」
線量計を持った防護服の男性「いえ、これは線量計ですが…」

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風刺画の会話からもわかるように、サルコジ大統領の日本訪問はややシニカルに捉えられています。
が、あえて言いたい。
サルコジ大統領、男気があります、決断力があります、風を見極める本能に優れています。

今後の企みも色々あるでしょう、
ヤクザの方々が被災地に真っ先に救援物資を送ったのだって、復興工事をより多く獲得するというもくろみもあってのことでしょう。

特にドイツへ向けた言葉はちょっと余計だな、とは思いますが、
でも、やはりこのタイミングでの日本訪問は評価したい。
すべてにおいて批判的なフランスなのにこの記事からは楽観的なニュアンスを受け取ることができます。

福島の皆さん。。。祈り続けています。。。!


今日もこちらにお世話になっています。
福島原発に関するフランスメディアの記事の要約、日本語訳





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Last updated  2011.04.02 16:25:49



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