小学校高学年向けの読み聞かせ絵本
随分とご無沙汰です💦
今年の3月からしばらくの間日本に住んでます😆
娘は小学校6年生、来年には卒業式です🌸
とっても優しくて熱血な担任の先生をはじめ、包容力のある校長先生やきめ細かな諸先生方に恵まれ、順調に日本の生活に馴染むことができました💕
今では娘、流行りの言葉なども使いこなし、この間の漢字のテストでは100点を取ることができました😭
これは絶対無理だろうと思っていただけに感無量です。
噂に聞く、PTAの大変なお仕事もほとんどする機会に恵まれなかったので、せめてもの恩返しに…なっているのかも謎ですが、学校ボランティアの読み聞かせの会に入り、月に1〜2回各学年に入り絵本を読んで聞かせています。
絵本なんて小学校中学年で限界でしょ、と思っている方、いえいえとんでもない!
この活動を通して、世の中の仕組みが分かり始めて斜に構え始めた小6でもしっかり聞いてもらえる、深〜い絵本もある事を知りました🤔
それらがこちら。
絵本 急行「北極号」クリス・ヴァン・オールズバーグ (著)、村上 春樹 (翻訳)
【中古】 西風号の遭難 /クリス・ヴァン・オールズバーグ(著者),村上春樹(訳者) 【中古】afb
【中古】 ハリス・バーディックの謎 /クリス・ヴァン・オールズバーグ(著者),村上春樹(訳者) 【中古】afb
絵本 2ひきのいけないアリ クリス・ヴァン オールズバーグ , 村上 春樹
もう一つ、「まさ夢いちじく」、こちらはリンク見つかりませんでしたが図書館にあると思います。
これらはアメリカの絵本作家のものですが、なんと!あの村上春樹が訳しているのです!
村上春樹と言えばあの有名すぎる「ノルウェイの森」や、最近では「1Q84」など、知らない日本人などいないはずの大作家さんですが、絵本の訳をしていると知っている人はなかなかの本好きな方に限られるのでは。
気になって調べてみたら、海外文学の訳書を出したくて作家になったとかなんとか!
海外文学は彼の原点だったのですね〜🤔
で、村上春樹さんが惚れ込んだ絵本作家の一人がこのC・V・オールズバーグ。
20年ほど前「ジュマンジ」という映画で一躍有名になった方ですが、この映画も実は絵本だったそうです!
ところで村上春樹さんの作品のほとんどはフランス語でも訳されていて、本好きのフランス人からは必ず彼の名前を聞くほど知名度が高いのです。
村上春樹さんの作品を読んでいたお陰で、フランス人と話が弾んだ、なんて事もあります。
時間のある学生の頃、読んでおいてよかったな〜とつくづく思うと共に、これから大人になって外国人と接点を持つ子供たちにも、たくさん読んで、心の財産にして欲しいなぁと心から思いました😊
いや〜、子供のためというより自分がめちゃくちゃ勉強になって嬉しい学校ボランティア活動です。