HONEY PIE'S SILVER SHELTER

【 Sonny Rollins Japan Tour / @ 東京国際フォーラム 】

あっしは60年代までのロリンズさんしか知らないから、
頭の中にあるのとは、音色がかなり違う。
一階席でも真ん中よりちょっと後ろだったし、生憎双眼鏡を忘れたので、マウスピースなんぞ全然見えなかったのだが、
メタルで薄めのリード使ってめいっぱい鳴らしている系の印象だったな。

ビブラートも縮緬がかってるけど、気にしないっ！
ほとんど生き神様の域なので、そこで吹いてるだけで有難い人だ。

ボブ・クランショウ、いいんだけど多少うざめなエレベで、ソロはつまんねぇ。
ギターは誰だったっけかな、名前忘れたけど、鍵盤なくてこの方がギターでよかったよかった。ドラムスはスティーブ・ジョーダン？
すいません、プログラム買ってませんで・・・

さてこの人が、あのスティーブ・ジョーダンなのかは、実際わからん。
ぱっと今思い浮かぶのは、ドナルド・フェイゲンものぐらいだし、
顔見えなかったし、それ以前に顔知らないし（爆）
しかしながら、圧巻でございましたのは。

ラス前で、ロリンズさんが唖然とするくらい・・・
いや、ほんとに、こ　れ　で　も　か　というくらい、
テナーとドラムスの４バース・チェンジを続けまくり。
ミドルテンポの曲でした、勢いじゃやっつけられない。

それに毎回手を変え品を変え、見事なフレーズきっちり叩き返して、渡す。
途中で一回、スネアのロール（がクレッシェンドする）だけが来た時には、
なんだか一瞬はらはらしちまいましたよ、大きなお世話だ（笑）
んー。
かっこええ～、この人。

ラストはセント・トーマスで盛り上がりましたが、
会場の手拍子が、いかんせん、表拍。

ラデツキーかいっ！！！

昨日ＴＶで見たスウィング・ガールズをつい、思い出し。

ラストなどと言わず、また元気に来日してくださいますように。

曲目、演奏者は、はるろりんずさんの週刊日記でどうぞ。
ロリンズさんディスコグラフィーも大充実の、素敵なブログです。