281174 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

HONEY PIE'S SILVER SHELTER

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
Mar 3, 2006
XML
カテゴリ:ぽっぷんろっく
25回目、つまり最後のミッション前夜、
クレイはいままで一度もした試しがないことをする。
ダニーに請われて、ダンスパーティーでピアノを弾きながら歌いだす。

しかしながらそれは、世の中にあまたある曲の中で唯一、
書かれなければよかったとダニーが思っている、最悪の選曲だった。

それが「 Danny boy 」

映画「メンフィス・ベル」のワンシーンである、らしい。
私は映画を見ていないので、実はなんとも言えない(笑)
ノベライゼーション本を貰って読んだだけなので。

ポッターの続きはもちょっと経ってから買おうと思って、
というか、物を減らそうとしているのに新しい本は言語道断と思って、
たまたま通勤用に本棚から掴み出したがこれだった。

以前読んだ時も通勤本だったし、さすがに展開がメリハリ効いていて、
かっこよくて、先を急いだしアフォだし、深く考えなかったのだが。
今日、再びダンスパーティーの箇所を読んで、
自分が、大きな勘違いをしていることに気付いた。

この曲が「ロンドンデリーの歌」のメロディーに別の歌詞をのせた物である
ことはどこからともなく頭に入っていて、
うろ覚えの邦訳詞が「~心して慈しみ~つ~」だったので、
本日まであたくし、元歌は賛美歌だと頭っから思っていたのである。

爆撃機メンフィス・ベルの通信士であるダニーは、赤毛でアイリッシュ系。
赤毛といえば、元祖アン・シャーリーで、最近ではロン・ウィーズリー。
もう覚えちゃいないが、サリー・マクブライド(@あしながおじさん)も、
赤毛だったような気がする。
アイリッシュはカトリック多いのかもしれないが、
でもなんで題名がロンドンデリー・アリアなんだ?賛美歌で???

調べました。
違いました。
「ロンドンデリーの歌」はアイリッシュ・フォーク・ソングでした。
うわぁ、こりゃ、こてこての選曲だぁ!

一般常識がないと、本の醍醐味も享受できんのですなぁ(泣

ロンドンデリー or ダニー・ボーイ。
まだキーのコード内で収まっているシンプルで美しい推移、
サビで三回盛り上げるなにげなエグさとすっきりまとめるエンディング。

ポップです。いい曲だー。

アイリッシュはさかのぼればケルト。
ジョン・レノンのお祖父さんは、ダブリン出身だったらしいし、
ポールは姓に‘MaC’がつく。リバプールはアイリッシュ系多かった街だ。
ふーん。

Oh, Danny boy, the pipes, the pipes are calling,

の‘パイプス’は、どうもバグパイプのことらしい。
アイルランドでは、進軍の際にバグパイプの演奏で送ったとか云々。

Pied piper がハーメルンで子供達をいざなったように、
古の管楽器吹きは、青年や少年を、戦場に送りこんだのか。

えーと。バグパイプも管楽器枠で、いいんですよね?
なにがどう鳴っているのか、知らないが(笑)





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  Mar 4, 2006 02:08:20 AM
コメント(0) | コメントを書く
[ぽっぷんろっく] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.
X