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テーマ:最近観た映画。(39860)
カテゴリ:北村一輝道
北村さんは、中国人とのハーフで愚連隊みたいなお兄ちゃん、呂龍一役。
また三池作品を見たわけだが。 この監督さん、血が好きなのかなー。 たくさんの人がフンダンに、容赦なく出血している。 おびただしい鮮血は、鮮烈。 森、というか、雑木林というのかな、その撮り方が夢のように綺麗。 写っている新宿がすでに古いところが、妙にノスタルジックだ。 昔のゴールデン街の独特な雰囲気は、現実にはもう失われている。 もーほの友人に誘われて、初めて足を踏み入れた十うん年前、 実際、ものすごくやばいところに来たもんだと思ったが。 今となっては、びびりまくった自分も懐かしい。 さて、北村さんはお兄ちゃんで、弟の俊琳ともう一人、 年上なのに同級生の連れ:張と行動を共にする。 俊ちゃんは、正統派の美少年で、とっても可愛いー。 張は、田口トモロヲさん、ぶっちぶち切れている。 この2人の間で、いまひとつ突き抜け難い感じのキャラになっていて、 どうしようもなくダサダサの白い上着とともに、 欲求不満な思い。 昇り龍柄のスカジャンぐらいは着せて欲しかったな(笑) 最後に女性と2人になってからが、北村さんの本気の見せ場。 でろかっこいいっす。 ラストシーンの空撮は、涙が出るほど美しい。 バンドネオンとバイオリンの音楽もあいまって。 おしまいの10分ほどだけで、この映画は充分見る価値がある。 で、ひとつどうでもいいことが気になったので。 「線路は続くよどこまでも」の歌詞は、運んでるじゃなくて、 つないでる、だ(笑) 自分の勘違いかと思って検索して見たら、面白いことが。 この曲はアメリカンフォークソングで労働歌の 「I've been working on a railroad」 大陸横断鉄道の作業員だったアイルランド系の移民によって歌われた。 過酷な労働現場で、ばたばた人が死んでいったらしい。 中国系の移民もたくさん働いていて、犠牲者も数多かったらしい。 旅の夢の、成れの果てか。 辛いっすね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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