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HONEY PIE'S SILVER SHELTER

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Apr 19, 2006
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カテゴリ:北村一輝道
北村さんは、相良茂役。
トラック運転手→サウナ従業員→ホスト→遊里番頭。

よもやここまでつまらないとは、予想だにしていなかった。

ボウ・ガンをミスるところは、情けなくってとてもいい場面だったが、
なにせこの間のバラエティを見た後なので、
映画と関係なく爆笑するしかなかった。

倉庫内部を青いビニールで覆いまくっての惨殺シーンは、
でぶっちょの方が繰り出すボディブローから、そこそこ気に入った。

あとは、そうだな、射精するときの北村さんの横顔は最高!
とかさ(笑)
そのくらいだ。

折角の主演なのに、この監督、どうも私には合わない。
女の登場人物の描き方、使い方が、基本的に不愉快だ。
高岡さんは比較的クールに健闘していたように思うが、
それでも魅力的には映らない。

北村さんだけは、うまく撮れているのが解せないところ。

皆月も、単にアキラがいいだけだからなぁ。
弱虫はどうしても見ないといけないけれど、んー、どうなんだろう、不安。
立原さんの漫画は昔好きだったから、これよりは楽しめるかしら?

絵柄だけエロくしたところで、即物的なAVに見えるだけだ。
AVの方が目的が限定されている分、潔いような気さえしてくる。

確かに茂ちゃんは、とても女に優しい。
巻き込まれ型であっても、彼は優柔不断ではない。
おのれの指まで提供できるほど、女に優しいのだ。

でも、これって、大島渚監督「愛のコリーダ」のきっつぁんの、
不肖の末裔に見えてしまう。

何年前だろう、
映画フリークの友人がスウェーデン人の彼氏と付き合っていた頃、
彼が彼女へのお土産に密輸入したノーカット仏字幕版コリーダ(笑)
を見たのだが。
衝撃的にエロかった。
これよりエロい映画やAVには、いまだにおめにかかったことがない。
そして、美しかった、定への・・・阿部定である、岸和田定ではない・・・
愛が。

女にとって、きっつぁんは、究極の男前。

そうだ!
北村さん主演大島監督トリビュートで、コリーダリメイクしてもらえまいか(笑)
監督は、そうだなぁ、クローネンバーグさんとか・・・
そりゃ、無茶だろう。

(2005 望月六郎監督作品)





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Last updated  Apr 22, 2006 08:10:22 PM
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