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HONEY PIE'S SILVER SHELTER

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Apr 22, 2006
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カテゴリ:北村一輝道
北村さんは、フリーライターの平川役。

フィリピンはミンダナオ、伝説の傭兵リヴァイアサンを追って、
政府軍傭兵部隊のミッションに同行する。

リヴァイアサンか。
旧約より先に、FFの召喚アクションが頭をよぎるなぁ。

機関銃、手榴弾、迫撃砲、地雷。
ピストルにナイフ、ジープに迷彩服。

ゲリラ戦を撮りたかったんだろうな、まずはとにかく。
そのために適当に器を考えましたよぅと言う脈絡かと。
いい大人がお金をかけて地獄の黙示録ごっこしているようで、
なにかと微笑ましい。

さて、平川は民間人なので、戦闘に加わることはない。
エロエロもまったくなく、スカッとする見せ場も皆無。
殺されそうになるだけで誰も殺さず、ひったすらビビリまくる。

このビビリ方が、素晴らしい。

平和な日本から飛行機に乗って行き、いきなり戦場を体験したら、
誰しもこんなかんじにビビるだろう。
だから見ているこっちまで、ついつられてビビッてしまう。
画面から弾は飛んでこないと言うのに。

平川は、観客の目線を代表する役どころ。

いいライターは、論理的な説得力を踏まえた上で、
人の心情に訴える記事を書く。
報道カメラマンの撮った一枚の写真が、一切の言葉を凌駕することもある。

その意味で、この役は大成功だったと思うな。
いい俳優だわ、北村さんは。

ハリウッドものと違って、
出てくる外人さんの俳優もそんなには上手くないんだけれど、
そこが逆にリアルな感じだったりして。

そうそう、北村さんも結構英語しゃべっていました。
それも見どころっちゃー、見どころ、かいな?

(2005 辻裕之監督作品)





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Last updated  Apr 22, 2006 08:01:39 PM
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