HONEY PIE'S SILVER SHELTER

だから「炎の英雄」つう邦題はないことにしよう。
それだけで見たくなくなるセンスを持った人も多いんだから（笑）

原題は全部「Shape's ～」のタイトルですっきり統一されてます。
バーナード・コーンウェル原作、ＢＢＣ制作のドラマで、
ナポレオンを相手に戦っているウェリントン公配下の英軍将校出世物語で、
どんだけ困難なミッションでも切り抜けるのがお約束の、
勧善懲悪的予定調和的な代物ではあるんです。

水戸黄門と違うのは、主役が色っぽ過ぎるショーン・ビーンなのと、
助さん以上に女性関係ゆるいのと、音楽がいいのと、
一代記なので時間の経過があるのと。

１からづらっと見てますが、この２本、見どころ満載でした。
１２は、それまで明らかな敵であったフランス軍との共闘とか、
鍵のかかった扉を蹴破るあたりは特に（笑）
１３は、地元ヨークシャーで同胞イングリッシュマンを相手に戦わざるをえなくなった、
苦悩とその解決。ついに出自も語られます。
ちょうどウィーンで会議が踊ってる頃ですかね。

あいかわらず、女性にもてもてで、
奥さんによるまさかの造反があったり（つか、なにあの女：怒）
ここまで言われていくらなんでもひっぱたくくらいしないのか？
てな修羅場があったり。

今私が借りているのは、下に広告が入る（と思う：笑）というところですが、
１４がワーテルローみたいなんで、次でシリーズは終わってしまうんだろうな。
この戦でナポレオン、終わりだったよねぇ。

残念です。もっとゆっくりづづづーっと引き伸ばして４０回くらい観たい。

面白い本でも映画でも、読んでいて、あとこんだけの厚さしかないとか、
あと２０分で終了予定時間だとか、
えー、もっともっと、ずーっとお願いよと惜しむ気持ちになるが。

すいません、もっと見ていたいんです。
ショーン・ビーンが、超絶かっこいいんです、
軍服コスプレです、ライフル隊です、ラフです、あの笑顔です！
ああ、メイジャー・シャープよ、永遠に。

次は「逃亡者」いくから、いいけども（笑）

どんだけかっこいいかというと。すぐに消しますが。
馬上、別れのシャープ


おまけ。ボロミアの檄。