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カテゴリ:北村一輝道
北斗の星の定めってのはいらなくない?
普通の殿と家臣で話造ったほうが、より「義」が強調できるよね。 これって結局運命なんですぅーじゃ、個の葛藤が書きにくいもん。 水滸伝とか八犬伝とかドラゴン・クエストとか、 ひでぶなんですよーと言いたいのならばいいが、 大河枠だからその方向で完走するってのも無理でしょうし、 脚本の方も、少なくとも伝奇ものいけそうな人ではないような。 母親達の勝手な思い込みってレベルなら彩り的にあってもいいし、 子煩悩で電波な親が可愛くも見えたけど、 星の定めを根本に据えてそれを当然の如く語る世界にされると、 さすがに困るんだぜ、 あくまで潤滑油としてノリだけでいいんだぜ、そこら辺は! と、冒頭のナレーションから躓いてしまったのだが、 まともに考えてしまうと以後楽しめそうもないので、 なかったことにして。 相変わらず、子役が可愛かったなー。 ダイジェストの如き粗い脚本に涙できるのも、子役のおかげだ。 与六のおかんに振り向きざま、 「おれにまかせろ」と言いたげな喜平次の、 凛々しい面立ちが45度でキラーンと光るところとか、 おかん拝みたくなるのもわかるわ、 さすが後の景勝、さぞやいい主君になるだろうなと思わせる、 ベタないい場面だった。 まあ、その前に。修行してる雲洞庵と与六の実家って、 こんなに近かったの?って、驚いたのだが(笑) 1回目の涙涙の別れを見たら、 ものすごく遠いところに行ったんだと思うじゃないですかー。 吹雪の中、子供が歩いて帰れる距離なのね、 復路は喜平次が与六背負って帰り着いてるし、たいしたことないのね。 無駄な心配しましたよ。 行き倒れて雪に埋まるんじゃないかなんて。 なんか騙されたような気がして、ちょっとむっとしたが、 与六と喜平次がいい芝居見せてくれたので、よかったや。 子役はいいんだけど、 なんだろうね、あのセリフのこっぱずかしさ加減といったら。 そばにいてくれって何ごと? 子供も上に立つ者も言わんでしょう、そんなこと。 昔、ロング・バケーションという月9のドラマがあってですね、 うろ覚えで申し訳ないけど、ヒロインの山口さんに教えられて、 キムタクが松たか子嬢に言ったセリフが確か、 「俺のそばにいろ、どこへも行くな」(ハグ付き) とかだった気がするんですけれど・・・ 観た時に、ぷげらっちょぐわぁぁーやめれ背中かゆっと思ったんで、 多分おおざっぱには合ってると思うんです(笑) せっかく雪の中与六を背負う喜平次といういい場面を造ったのに、 なんなんだ、この練らな過ぎなクソゼリフは! 時間がなかったのかもしれないけど、唐突だしセンス悪いし。 恋愛シミュレーションゲームじゃないんだから、もー。 最後の与六の「はい!」もありえんな。 お母さんといっしょでも言わん。 イクラちゃんしか言わん。 5歳と11歳?くらいなら、 主従というよりお兄ちゃん格と弟分的に、 迎えに来てくれたってことだけで、与六は喜平次に懐いただろう。 背中に背負ったまま、ぐるぐる回るところなんかは、 とってもよかったのにな。 もっと黙らせて、 つまんないセリフ喋らせなければよかったのになぁ。 吉川さんの信長は、ぱっと見も身のこなしもかっこいい、 この人も喋らせない方がいい。 今日の殿は、一瞬でしたが、19歳! ひー。 「Doした?」って、おい(笑) 来週のタイトルは、「殿の初恋」・・・うおう。 勘弁してくださいぃぃ。 前途多難だ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jan 15, 2009 09:34:29 PM
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