のらりくらりと・・・あくせくと・・・

Ｇｙａｏでやってる「ワニ＆ジュナ」を見ました。
以前もレンタルショップで何回か手にして、迷ったあげく戻してしまっていたものです。あのＤＶＤのタイトル画像が軽そうでイマイチ魅力を感じなかったし、まずこのタイトルが人の名前ともピンと来てなくて・・・。ごめんなさいって感じです。

あんまり期待もせず見始めたのですが、良かったですよ。劇中に短いアニメーションが効果的に使われていて、全体にちょっとレトロチックな感じがして私の好きなタイプの映画でした。
こんなアニメーションの使われ方をした映画を見たのは初めてのような気がします。いい感じです。
とっても静かな展開の中に、複雑な心の揺れや葛藤が描かれていて、味わい深い作品に仕上がっていました。
レトロチックな小さな映画館で見たい作品かも・・・。

なんと言ってもキム・ヒソンがとっても魅力的でした。とっても自然体。私の中では、厚化粧で勝気でギャーギャーしゃべってるオーバーアクションのイメージが強かったので、この地味で薄化粧のキム・ヒソンは意外でした。この自然な地味な感じが、より彼女の美しさを引き出していて、とても好感持てました。今まで見た作品の中で、一番透明感が有って美しく素敵に見えました。

そして、弟役のチョ・スンウ。どこかで見たことあるんだけど、どうしても思い出せなくて・・・。調べてみたら、なんと「ラブストーリー」や「マラソン」の彼じゃないですか！
分からないはずです。髪形が全く違うのでイメージが一致しないのです。こちらの作品だと、役柄のせいもあってちょっとキモさが加わってますね。

主演の男優さんもいるのですが、この２人とチェ・ガンヒの存在感のせいで印象薄いです。そこが、かえって役柄としては成功しているのだと思います。

ということで、まだしばらくはやってるみたいですから、是非ご覧になってみてはいかがでしょうか。

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