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May 23, 2006
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カテゴリ:邦画
突然の邦画ですが、先日島田洋七の講演を聞いてきた主人に家族全員連れられて、「佐賀のがばいばあちゃん」を見てきました。
まぁ、あの時私が「おばあちゃんの家」を見て、無理やり家族に見せたかったように、主人もこれが見せたくなったんでしょうね。懐かしい昭和の時代のおばあちゃんの姿。

あの漫才ブームで一世を風靡したB&Bの島田洋七。彼の少年時代の実話本を映画化したものでした。
戦後の厳しい時代、小学から中学までおばあちゃんに預けられて暮らした日々が綴られています。
貧しい暮しの中で、たくましく明るく生きるおばあちゃんと彼の姿に涙々。これが実話かと思うと余計泣けてきて・・・。あのお笑いの中にこんな苦しい生い立ちが潜んでいたなんて驚きでした。

今は九州のみの上映で、6月から本州方面で放映がスタートするようです。
映画館はもちろん年配の人が多かったです。50代以上の人たちには、懐かしい昔の自分を思い出す映画でしょうし、若い人には貧しかったかつての日本を知るよい機会かと思います。今は『我慢する』ってことがなかなか学ベない時代ですものね。

ただ、残念なのは九州訛りの分かる私には、吉行和子の訛りがあまりにも違和感あり過ぎて・・・。
この年齢の役者さんで『だい〇ん役者』って珍しくないですか?
おばあちゃんの訛りって、この映画ではすごく大切な位置を占めるので、こんなことなら九州出身の役者さんにしとけばよかったのではと思いました。
中では小学校高学年の頃の彼を演じてた男の子が、訛りが自然に出てて違和感無く感情移入できました。泣かせてもらいましたよ。

多分、九州以外の人の方が違和感無くて、かえって集中できるのかも・・・。
と韓国ものの強みはここにあるかもと改めて感じました。
だって言葉の微妙なニュアンスの違いまでは分かりませんから、素直に受け入れることが出来ますものね。

まぁ「おばあちゃんの家」ほどの作品とは行きませんが、全世代でその世代なりにそれぞれ感じることの出来る作品だとは思います。

2005-11-12 22:52:12 ←クリックしていただけると嬉しいです。





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Last updated  June 13, 2006 12:07:02 AM
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