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テーマ:DVD映画鑑賞(14213)
カテゴリ:邦画
年代的な雰囲気を出す為か、画面の暗さや雰囲気は韓国映画にも似たノスタルジック感漂うものが有りました。 『イムジン河』の曲が流れる度に、「ブラサーフッド」のシーンが思い出されて胸にこたえました。ウォン・ビン演じる普通の高校生が、南北分断戦争の際に突然強制的に連行され、列車に乗せられて行く時の助けを求める悲しく怯えてる顔が思い浮かんで・・・。 映画自体は、今までのタブーに挑戦したというだけあって、作品のテーマ性的なものは強く感じられ、賞賛に値するものだと思います。観客に投げかけ考えさせるという意味では、大成功でしょう。 実話を元にしているだけ有って、深く胸にぐっとくるものがありますね。 ただ、全体が少年マンガチックなケンカや暴力シーン満載でちょっと・・・。 「マルチュク青春通り」と同じノリ。「マルチュク青春通り」が好きだった少年マンガ思考の人にはウケル演出なのかもしれませんが、少女マンガ思考の私にはちょっとウンザリ・・・。同じような沢山のケンカのシーンに加え、出てくる個性的なキャラクターのマンガチックなギャグっぽさ。作品の品格を下げてる気がして残念でした。 また、いつの間にか妊娠した子が大きなお腹になってて、もう出産。そこだけは時が流れているにもかかわらず、他の場面展開の中では全く時の流れが感じられなくて・・・。 テーマの重さとは反対に、演出構成の薄っぺらさをちょっと感じました。 それに今回も感じましたが、日本映画はどうしても俳優の細かい演技に目が行ってしまってストーリーに集中できないということ。 演技の上手下手がすぐ分かってしまいますよね。 特に今回は、主人公の彼の動きが殊更ぎこちなく感じてしまって・・・。誰かと思ったら、ハリケンレッドじゃありませんか。確かに頑張ってましたよ。でも、その演技ハリケンレッドなら許せても・・・、って感じでした。 韓国映画をはじめ外国ものだと、言葉がわからない分そこの引っかかりが少なく、集中できるのがやはり利点です。 ←クリックしていただけると嬉しいです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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