のらりくらりと・・・あくせくと・・・

今日は、１学期の終業日。
終業日といえば、やはり一番の関心事は、子どもが学校から貰って来る成績表ではないでしょうか。
そして私は、その成績表で一喜一憂してしまうまだまだ未熟な母なのです。

我が子も、受験戦争に片足をちょこっと突っ込み始めた今日この頃。
心を静める為に、朝から流しの上に貼られた紙を見つめ続けた１日でした。

我が子は、モンテッソーリ教育を理念とするカトリック系の幼稚園に通っていました。
そこでは、なぜか神社でもないのに毎年『七五三のお祝い』が教会で行われるのですが、その際に保護者が祈るお祈りを、信者でもない私ですが、今でも機有るごとに心に留めるようにしています。



『父・母の祈り』


神よ、わが子が自分の望む道を歩めるように、
私が歩みたいと望んだ道を子どもに強いることがないように、
神よ、力を与えてください。
私に出来なかったことを子どもに強いて、苦しめないように、
神よ、私を守ってください。


わが子が歩みゆく、遥かかなたを見据えて、
今のわが子の過ちを見守らせてください。
ゆっくりと成長するわが子の姿を、
やさしい心で見つめることが出来ますように。


些細ないたずらで微笑みかけるときと、
悪しきおこないを毅然とたしなめるべきとき、
その二つのときを見分ける英知を与えてください。


わが子の怒り狂う言葉や、おし黙る孤独な姿に、
悩み苦しむ子どもの心の叫びを聴き取ることが出来ますように、
そして深い淵を越え、子どもに歩み寄り、
理解することが出来ますように、
神よ、力を与えてください。


出来ないことに目を留めて、
いらだち、怒りの声をあげるのではなく、
わが子が上手に出来ることに目を向けて、
喜びの言葉で誉めたたえることが出来ますように。
それによって、わが子が自らを信じ、
日々成長していくことが出来ますように。


わが子が、力強く自分の道を歩めるように、
私は子どもを送り出したい。


どうか神よ、私にその勇気を与えてください。



自分への戒めとしてキッチンに２枚も貼り付けてはいるのですが・・・。
実際には、気の短い私にはなかなか難しいです。
でも、この祈りが少しでも心に届いていたら、大阪の放火や殺人事件は防げたのかも・・・、と思うと残念です。


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