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テーマ:DVD映画鑑賞(14111)
カテゴリ:邦画
これ、近くのレンタルショップが商品をあらかたDVDに移行していく中で、ビデオを安く放出しているワゴンの中で見つけたもの。 1本100円。借りるより安いこの価格。と前々から見たいと思っていたにもかかわらずコーナー違いですっかり忘れ去っていた作品だったので、すぐさま購入してきました。 久々にビデオを見ると、最初の予告辺りが全く飛ばせなくてイライラ。改めてDVDライフの快適さを実感致しました。 作品の撮影地は、ウラジオストク。耳馴染みのある地名なのに、全く風景が思い浮かばないこの地。 実際に見るその風景は、何とも北欧的で、なんとなく「カモメ食堂」にも通じるような匂い。 その中でも一種独特な不思議な空間「ホテルビーナス」 そこで繰り広げられる謎めいた陰を持つ登場人物たちの日常の暮らし。そして言葉は韓国語。 画面全体がモノクロに近いっていうのも、なんか良い感じ。 日本映画でありながら、色彩や匂い雰囲気に至るまで全く想像していなかった感覚の作品だったので、とっても新鮮でした。 ミックスされた俳優陣は、日本人とも韓国人とも・・・自然に融合していて境界を感じない。 草なぎ君の韓国語のできがどうなのかは分かりませんが、不思議ないい味出してますね。 それに私にとってこれが初のイ・ジュンギ。 あの切れ長の鋭い眼、魅惑的ですね。 この作品で感じたこの不思議な感覚は、何とも上手く言葉には表現しにくく困るのですが、嫌いじゃ無いです。 日本的でも韓国的でもない映画。一度味わってみる価値はあるかも。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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