のらりくらりと・・・あくせくと・・・

「景清洞」でスリリングな体験をした後は、こちらもちょっとマニアックな名水百選に選ばれている「別府弁天池」に向かいました。

以前名水百選の「白川水源」に行ったときに相当感動したので、こちらにもちょっと期待して行ってみました。
こちらも神社の横に水の湧き出る泉があって、美しいコバルトブルーで何とも幻想的。
澄んだ水の冷たいこと。
いかにも美味しそうな感じです。

ただ、「白川水源」と違って、池の中の地中から‘こぽっ’‘こぽっ’て湧き出てる様子は近くには見当たらず・・・。
水面が常時さざめいていたので、何処からか湧き出てはいるのでしょうが、そこが何処かはっきりしないのは、ちょっと残念な感じかな。

泉の川下のところでは、水を汲みに大量のタンクやペットボトルを持った人が沢山並んで順番待ちしていました。
養魚場も近くにあって、大勢の親子連れが釣りを楽しんでいました。


そして、いよいよ「秋芳洞」へ。
流石に大勢の観光客が押し寄せるだけあって、その前の門前通りも長く沢山のお店で賑やか。
鍾乳洞の中も、大きくて広い！
ただ、午前中に探検をしてきた私たちには、この長いアップダウンのある道のりはかなりハードなものでした。
足元もきれいに整備されてはいるものの、沢山の観光客の往来では、その道も狭く感じるほどで、歩くのに疲れました。


それぞれの鐘乳物は、それはそれは見事で荘厳なたたずまい。
人類の及ばない時の流れと、自然の成す壮大さに圧倒されました。
流石に有名なだけはある鍾乳洞です。

でも、子ども達の反応はイマイチ。
子ども達にとっては、それを感じることはちょっと難しいようで、ただ歩くだけのつまらない所だったようです。
途中、「もう帰ろうー！」の連発。
「景清洞の方がずーっと面白かった！」だそうです。
男の子連れには、やはり「景清洞」の探検コースがお薦めということですね。

その後、カルスト台地の見渡せる展望台にも行ってから帰りました。
青々とさざなむ草原に点々とする白い石灰岩。
３６０度の見晴らしと、爽やかな風が吹き荒れて、何とも気持ちの良い場所でした。


今回久しぶりの山口は、子ども達と一緒だからこそ初めて知ることのできた所ばかりで、とっても楽しかったです。
幾つになっても、初めての経験は新鮮で嬉しいものですね。