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September 15, 2007
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カテゴリ:読み聞かせ
参加しているリンクスの絵本コミュニティの、定例となったチャットに参加しそびれたので、
今回のテーマ‘虫’について書いてみようと思います。

虫の絵本って、実は動物の絵本に次ぐくらいたくさんあるので、
絞り込むのってなかなか難しいと思うのですが、そう詳しくは無い私ですが、
私の中で思いついたこれぞ‘虫の絵本’というものをご紹介したいと思います。



まずは「ダンゴムシみつけたよ」 です。
写真絵本なので、ちょっとリアルなのですが、ダンゴムシの一生が描かれていて、読んでいて胸が熱くなります。
誕生・成長・死までのいろんなドラマがあって、ただの科学本としてだけでは無い何か心に訴えるものが有ります。
ちょっと苦手だったダンゴムシも、とっても可愛くいとおしく思えてくるから不思議です。
学校で読んだときも、初め目を反らしがちだった虫の苦手な子達が、最後には食い入るように見つめていました。



そして、「とんぼとり」「とんぼとりの日々」
「はせがわくんきらいや」 の長谷川集平さんの作品です。
時代設定がちょうど自分の幼少期と微妙に重なることもあり、この本を見つけたときには相当感動しました。
トンボを通して、‘いのち’を感じることの出来る素晴らしい絵本です。
ただ、学校で読むには、田舎の転校生をバカにしたりする部分の表現や、カッターナイフを学校に持っていったりと、今の時代にはそぐわない部分があって、学校での読み聞かせにはちょっと抵抗がありました。
でも、昨年のブックフェアで新しく復刊された本を発見したんです。
そぐわなかった部分が書き換えられていて、学校でも読み聞かせに使える絵本に生まれ変わっていたんです。
見つけたときは、あまりの喜びに大きな歓声を発してしまってヒンシュクでした。

ちょうど今日、韓国にお住まいのはんらさんのブログでそんな話になったところだったので、タイミングよくご紹介したいと思いました。


        
そして、虫といえば絵本作家の近藤薫美子さんです。
彼女の作品は、どれも緻密で繊細なので(ミッケ!的な楽しみ方も・・・)読み聞かせには向きませんが、いろいろな虫の世界を通して‘いのち’を感じ考えさせられます。
我が子も大好きで、長い時間をかけてじーっと見入っています。


以上、どれも自信をもってお薦めします。





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Last updated  September 21, 2007 10:08:23 PM
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