のらりくらりと・・・あくせくと・・・

我家の長男は、今年受験生。
毎日たくさん勉強して、いろんな知らないことを知るのがとっても楽しい様子。
そりゃあ、まだ１２年程度しか生きてないわけだし、
この間までテレビのニュースや新聞にも目を通したことさえなかった子ですから
初めて知ることだらけでしょうしね。
知識を吸収して日々逞しく成長しています。


いやいやながらに勉強しているのなら可愛そうな気もしますが、
このところ本人とっても楽しいご様子。
本人が楽しく勉強してくれるのが一番ですから
親としてはホント有り難いことだと思っています。
（次男には手をやいていますが・・・）


そして塾から帰ってきては、ひとしきりその日の新しい発見を
しゃべりまくりながら、こちらの知識の度合いを探ってきたりする。


で、昨日は塾から帰ってくるなり、いつもと様子が違う。
どうしたのかなと思っていると、
「お母さん、結婚したら僕　女になってもいいの？」だって。


えぇ～、小さい時から女の子のように赤やピンクの洋服を着せてましたよ。
それに低学年の頃、「何で男はスカート履けないの。差別じゃない？」と言ったり、
「三つ網できるまで髪を伸ばしてみたい！」って言い張って伸ばしかけてたのを
無理やり夫に切らされたことも有ったし・・・。


ついにカミングアウトか？？？？
と、心臓バクバクものでした。
「女になりたいの？」
と、恐る恐る聞いてみましたら
「なわけ無いじゃん！」
と、一笑に付されてしまいました。


よくよく聞いてみると、
「塾の〇×問題で‘結婚したらどちらかの姓が選べる’という問いに、
×を付けたら答えは〇だったんだよねぇ～」だって。


彼は、姓とは性別のことだと勘違いしていたらしい。
で、どうしても納得がいかなくて気になって帰ってきたんだそうな。
‘結婚したらどちらかの性が選べる’わけないじゃん！
まだまだ可愛いおとぼけの長男なのでありました。
お母さんはホッとしたよ。