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カテゴリ:家族の仕事~育児方針
この時期、この辺りの多くのプリスクール(幼稚園の年少さん、年中さん。)で来年度の園児募集が始まります。
*これは地域によって差があると思います。 うちのチビコさんも ・来年キンダーへ行く か ・Pre-Kと呼ばれるクラスへ行く か を決める時期になりました。 簡単に書きますと キンダーは幼稚園の年長さん。 ただしアメリカではこの学年から義務教育。学習内容はアルファベットや簡単な図形、色、100までの数など。この他にアメリカの国の成り立ちや国歌、プレッジなどを学びます。 義務教育のスタートなのでスクールバスに乗るなど上の学年と同じような事も入ってきますし、クラスのルールやお友達、大人への態度など社会性に大変重きを置いているように思います。 Pre-Kは年少、年中クラスは修了したけれどキンダーに入れるのはもう1年待とうという家庭のためのクラス。 学習内容はキンダーとあまり変わらないように感じます。ただし同じ内容を先生がもう少し噛み砕いたり時間をかけたり手順を簡単にしたりする事が多く、クラスの定員もキンダーよりは少ない。 子供が早生まれ(アメリカで言う早生まれは6月からカットオフデーの9月くらいかな。)の場合、このPre-Kと呼ばれる学年に入れて義務教育を1年遅らせる事がよくあります。「遅らせる」という言葉は日本だととてもマイナスなイメージですね。でもこちらだと1年待ってクラスの中で年上として義務教育を始める事で 自信を持って クラスに通う ということをとても大事にするようです。 確かに自分自身の事を振り返ってみると3月生まれの私は小学校1年生、2年生くらいまで「とても一生懸命クラスについていく」状況でした。学習面というよりは生活習慣とか遊び方とか運動能力とかで。 まぁ運動能力はそもそもの運動神経が極端に悪いため早生まれのせいにしてはいけないな…。 必死についていく事は悪い事ばかりではなく、それで伸びる事もあります。でもやっぱり性格によってはしんどくて下を向くように学校に行く子だっている訳です。もし下の学年に入れる事で堂々と胸を張って学校生活をスタートできるのならそれはとても良い選択肢の一つ。 うん、書いていて気がつきましたがこの「選択肢が多い」という状況が私は好きなんだと思います。 どっちも見学して自分の子供を見て「家族全員で選ぶ」というのが好きなんだ。 ラッキーな事に私はプリスクールでボランティアとして働いていて併設のPre-Kのクラスをとても良く知っているし、上の子がいるのでキンダーの事も想像がつく。 チビコは少々英語で不利だと思う事もあるけれど、おおむねキンダーへ行っても大丈夫だろうと思うわれるのでキンダーへ行く事にしました。 ぐるぐる考えた事なのでブログにする事もないかと思ったのですが、もしかしてどなたかのお役に立つ事があるかもしれないなぁと書いてみました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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