カテゴリ:ぴかままのリビングルーム
久しぶりに映画を観ることができました。
きっかけは実は別の映画なんです。 melocotonさんが紹介していた「Das Experiment(邦題 エス)」を観たいと思いTSUTAYAで検索したら、最寄りのお店にあるというではないですか。でもなにしろ、かなり重~くて怖い映画でもあるので、時間の余裕だけじゃなく気持ちの余裕もある時じゃないと・・・というのがあって、しばらく迷っていたんです。でも先週、ふらりとTSUTAYAに寄ったら見つけてしまって。ふらふらと借りてしまいました。で、その時にもうひとつ、以前から観たかった「Die Faelscher(邦題 ヒトラーの贋札)」が目に入り、むしろこっちが観たいかも、とそれも借りました。 ところが。 時間の配分がちょっと甘かった。 先週の週末金土日は昼間は空いているのだからそこで観ればいい、と思ってたんですが、結局雑用に追われてしまい、気がついたら返却日。やむを得ず、まだ安心してみられそうなDas Faelscherのほうを午前中途中まで観て、それから職場に行き夕方までレッスンをし、夜はコンサートに行き、帰宅してから残りを観て、深夜に自転車で返却しに。結局、「Das Experiment」は観ないまま返してしまいましたモッタイナイモッタイナイ ヒトラーの贋札 で。この映画。 もちろん、ドイツ語オリジナル音声・字幕無しで観ました。 主人公(チェコのユダヤ人)のドイツ語や、ロシアやウクライナのユダヤ人のドイツ語が かなり聞き取りにくくて大変ではありました。 「Die Faelscher」。これは直訳すると「贋作者たち」という意味になります。 邦題では「贋札」となっていますが、彼らが作らされたのは贋札ばかりではなく、偽造パスポートも結構多かったみたいです。映画の終盤でも、収容所長のSS将校が家族ごと逃げるために、仲間にも極秘でスイスのパスポートを作らされる場面が出てきます。 これの舞台になったザクセンハウゼンの収容所って、ベルリンの郊外なんですよ。 けっこう近いんです。 以前何度か書いた、お城合宿所に行く途中にある村なんですよ、ザクセンハウゼンって。 お城合宿所のあるラインスベルクの町にも、「『死の行進』がここを通った」という看板が出ていたりして、けっこう身近にある存在ではありました。でも、最初にアウシュヴィッツを見に行っちゃったんで、ザクセンハウゼンの収容所跡を見学に行ったことはありませんでした。なにしろ、アウシュヴィッツで謎の腹痛に襲われるという経験をしてますんで、やっぱりちょっと怖いんです。 今回急いで観たので、さらりとしか観られていません。 ただ、映画だけでは、収容所長の将校と、主人公の贋札製作の専門家とのそもそもの関係が詳しく見えてこないので、元になった実話本を買って読んでみようかな、と思いました。 ヒトラーの贋札(書籍) ナチス時代のユダヤ人迫害に興味のあるかた、ドイツの歴史に興味のあるかたにはぜひ観て頂ければと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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