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夕方、近くの図書館にお散歩に行った
といっても本ではなく、建物前にある小さな芝生が目当て 最近のお嬢のお気に入りだ 座り込んでの、草いじり&砂いじりが大好き 止めなけりゃ延々と飽きずに座り込んでる なもんで、今の時期にすでに日焼けで顔が黒くなりつつあり 早く帽子嫌いをなんとかせねば 今日は図書館が定休日だったので、貸し切り状態の芝生を期待してたら、 そこに彼がいた 怪獣少年 うちらが芝生に着いて、まもなくに 「僕、怪獣であーそぼっと」と大きな声 そんなご丁寧にお知らせしてもらわなくてもいいのに、と振り返ったら うおっ すんごく近距離に立っていた彼 小学高学年くらいの子だなと思ったので、 お互い邪魔にならないようにかなりの距離をとっていたはずなのに? こちらの返事を待たずに始まったのが 怪獣ショー ミニチュア怪獣を手に、 ティラノザウルスとステゴザウルスの壮絶な戦いが繰り広げられ、 プテラノドンの翼に毒があることが説明され、HPが徐々になくなる実況が入り 木で幼虫が育てられてるらしい ??? こちらには理解しがたい独特の世界 お嬢もわかるはずなく・・・ お嬢はというと、 はじめは、お兄ちゃんが遊んでくれてると思ったようで、 すんごくワクワクした目で怪獣ショーを観賞 見たこともない怪獣の人形を、いつかはくれると信じて手を伸ばしたり、声を出したり、 目の前の「刺激」にはしゃいでいた でもそうじゃなく、 ・・・・どうやら彼の目的は かんこ 彼の大きな声に驚いて表情が崩れたお嬢を心配して抱き寄せたりしたら、 「ちゃんと見ててよ!ねえ!見てってば!」 はい? 「邪魔せんように、赤ちゃんおさえといてよ!」 はあ?邪魔ですと? いやいや小学生相手にマジにムカつくのは大人げない ガマンだ でもあくまでも、お嬢を無視しづける お嬢が 彼のそんな態度に気づきはじめて、半泣きのような半怒りのような表情に・・・ いかんぞ、いかん 何やっとんねんな 「次、鬼ごっこしよ!」と彼 なんですと?うちら以外に人はいないように思うんですが 「うちは、赤ちゃんおるから無理やで」 「ええやん!おいといたら」 おいとけるかーい 「いや無理やし」 「しゃあないなあ!じゃあかくれんぼ!オレかくれるからな!」 お付き合い無理です ゴメンナサイ ナイスタイミングに町内サヨナラ放送 「小学生のお友達はおうちに帰りましょう~」の大音量 「あ サヨナラ放送や、帰らな」 「オレまだええねん」 「よぉないし!帰ろ!ほんならお兄ちゃんにバイバイな~」 お嬢を抱き上げ、ごあいさつ 怪獣少年 遊び相手がほしかったのだね かんこはお相手になれんかったよ、スマン 淋しい事情があったのかい? ただの暇つぶしかい? どちらにしても、 お嬢が君とは遊べなかったし、君も遊ばなかったね お嬢を邪魔者扱いされて耐えて相手してあげれるほど、かんこは心が広くないんだよ また会うのかな、怪獣少年 その一人勝手な遊び方じゃなければお友達になれるんだけど はてさて・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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