なぎさ公園へ初おでかけ
先のパンランチで落ち込んでいたかんこ。お嬢が「大きな公園で遊びたーい」というのとチーが「海釣りをしたーい」とあきらめてなかったので二人の欲求がかないそうな場所にいってみることにしました。チーが「釣りのHOW TO本」で仕入れた子どもが遊べる公園が近くにある海釣りスポットの情報。それは市内南西部にある『なぎさ公園』かんこが以前勤めていた事務所の管内で、社用車を乗り回して営業に行っていた地域だったので、そのときの記憶を頼りに、かんこの運転でレッツゴー!行ってみたら、なかなかのスポットお嬢は、アスレチック風の遊具に目を輝かせ、ひゃっほーーーと出陣はじめての遊具に慎重になりながらも、こわがりながら、でも、ゆっくりじっくり遊びはじめました。つり橋は,板のものと、縄のものが2種類。お嬢がずっと苦手だった園のつり橋。こないだの金曜日にクリアできるところを披露してくれたばかりで、板のつり橋は「みてみてーー!」とこわごわながらも、なんなくクリアしてみせてくれましたうんうん。すごい進歩だそれでもやっぱり、ミスビビリのお嬢。縄のつり橋は「また今度」ということで片付けてくれましたでも、そこで辞めなかったんです、今日は。ずーーーーーーーっと「無理!!」といって、挑戦すら嫌がっていた縄ばしご。ちょっと短い鎖の縄ばしごがあったのですが、お嬢、なんと頑張りだしたんです。はじめは「やっぱ、無理」と、何度も何度も 途中で泣きそうな顔して降りて、でも、あきらめきれずに、また手をかけて「無理~!!」と半泣きで叫んで身動き取れなくなって、、、その繰り返しが 何度も、何度も、何度も。そこへお嬢よりちょっと年上の女の子がその様子を不思議に思ってか近づいてきて「なにしよん?」とたずねてきました。「ここ登りたいんやけど、ちょっとコツがつかめんのやわ」かんこの言葉に、女の子がにっこりと笑って「こうやるんや」と登って見せてくれました。これまでお嬢なら、負けん気が逆効果で、プライドが傷ついて「もぉお嬢はええねん」とあきらめてしまっていたのですが、今回は違いました「そんなんわかってる!!」んしょ・・・んしょ・・・んしょ、、んっしょ!!ついに登りきったーーーーーーー「やったーーーーーーー」母娘して、大絶叫ではしゃぎまくり「やった! すごい!! よぉがんばったーー!!やるやん!!!」「うん! もうできるで!もっかい登ったろか?!」「うん!やって!やってみせて!!」お嬢が、再びのぼりきり、母娘でガッツポーズに、ハイタッチの応酬。いやぁ、ホンマ 興奮しちゃった気をよくして、ちょっと公園で遊びたい熱が落ち着いたお嬢。チーが用意した海釣りのほうへ参戦することに。「なあ、釣れるン?」「釣れるとええなぁ。ここのお魚やったら、持ってかえって食べれるで!」「やった!じゃあ、釣って!」しかーし、エサを十分に用意してなかったチー。魚肉ソーセージではまったくダメでしたそれでも、近くでヤドカリを10匹ほど捕まえ、そして、わさわさいるフナムシを捕まえてお嬢、そこそこに喜んでました。一番でかいフナムシを手づかみするワンパク娘です夕方、日が落ちてきたので帰ろうとしたとき、近くで釣りをしていた親子連れ。ちょっと声をかけてみたら、「ハゼが連れましたよ」とバケツに入った3匹のハゼを見せてくれました。それを見て、目を輝かせたお嬢「さわりたーーい」どっひゃー!その言葉に驚いたようなパパさんとママさん。でも、「いいよ、どうぞ」とにっこり返してくださって、お嬢はご機嫌で、バケツの中に手を突っ込み逃げ回るハゼをわしづかみ!!!「お嬢! やさしく! やーさーしくー!」その様子に慌てるかんこ。「すごいねぇ~。こわくないの?」「うん! だってちくってせぇへんで!」「そうやね。でも、気持ち悪くない?」「ぬるってするけど、おもしろいでー!」「すごいなぁ」パパさんもママさんも、嬉々として魚をわしづかみにするお嬢の姿にちょっと感心してらっしゃいました。そのパパさんママさんには小学2年生の娘さんがいて、パパさんが釣る魚には興味がなく、気持ち悪くて触れないらしいのです。近くの砂浜で貝殻集めに夢中になってました。あっちのほうが、女の子らしいっちゃーらしいんだよな~。さんざん魚を触らせてもらって、ご機嫌になったお嬢「ありがとう!」といって、チーのほうへ「お魚さん、さわらしてもーた!!父が釣れへんかったけど、よかったわ」と戻っていきました。そこへ、さっきのパパさんがやってきて「これ、良かったらどうぞ」とチーに何かを差し出してきました。「僕らはもう明日は来ないんで、良かったら使ってください」「えぇ?! いいんですか?」「はい。無駄になってしまうのはもったいないので。今日買ってきたものなので、二・三日は大丈夫ですよ」それはゴカイという、釣りの生餌でした。「これで、明日はお嬢さんにお魚釣ってあげてください」「ありがとうございます! それじゃあ、遠慮なくつかわせていただきます」「魚肉ソーセージじゃあかんなぁ~」なんて、ぼやいていたのも聞こえていたのかしら^^;こんな本格的な釣りエサを手にするのは初めてのチー。俄然、やる気満々になってました。明日も、ここにくること決定かな?見知らぬパパさん、ありがとうございましたしっかり、使わせていただきますうふふ☆