ラクダ隊商隊長の西方見聞録

これはインドの果物「チックー」の入った箱です。

チックーはその外見が、土のついたままの小ぶりのジャガイモといった感じなのですが、味と食感は干し柿のような不思議な果物です。

と、そう分かっていて食べたなら「あー、なるほどね、干し柿みたいだわね」とすぐに思うのでしょうが、チックーを初めて見てなんだかわからないままに食べたなら、その外見からはちょっと想像できない味と食感にとまどいながら「ん？なんだろ、この味？ドコカデタベタコトガアルヨウナ・・・？？？」となることでありましょう。ええ、私がそうだったのです。

もちろんこの味と食感は本来チックーが持っているもので、別に干したり加工したりしているわけではありません。ほら、この箱にも「Fresh」と書いてありますでしょ。
でもしかし、あのねっとりとした甘さは、とても自然のものとは思えないのであります。

本当は砂糖かなんか入れてない？

まさかチックーだけにチクロとかね・・・って、話題が古過ぎて若い人にはわからないか。

チックショー

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