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カテゴリ:インド・伝統、風俗、風習
「シーク教の人たちは頭にターバンを巻く」ということはよく知られています。いえ、そればかりか「ターバン姿こそがインド人」と思われてしまうほどです。
実際にはシーク教徒はインドの人口の2%にも満たない数なのですが、印象深いターバン姿のおかげで実数より多く感じるというところでしょうか。 そんなシーク教徒が毎日きっちり巻く(あるいは出来合いのものをかぶることもあります)ターバンはかなりの大きさになり、それ以上何か頭にかぶるということができません。 で、この写真なのです。 デリー市内の大きな交差点、信号待ちをする車列の先頭に陣取るバイクに乗る人たちは、ちゃんと交通法規に従ってヘルメットをかぶっています。 しかし左端のおっさんがかぶっているのはヘルメットではなくターバンです。 実はターバンを巻いているシーク教徒の人たちは、ヘルメットをかぶらなくてもいいことになっているのです。それどころか軍隊でもヘルメットをかぶらず、ターバン姿のままで戦ったりするのです。とてもすごいのです。 ターバンと信仰心はヘルメットより強し! ってことなのであります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017.09.13 11:22:07
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