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カテゴリ:インド・出来事
このブログもしばらく夏休みを頂いておりましたが、今日からまた再開させて頂きますので、どうぞよろしくお願い致します。
さて、私この夏休み大阪に行き、あの1970年の万国博覧会会場跡地(現、万博公園)で郷愁にふけって参りましたのでそのお話をしようと思います。 とは言っても、ただの「万博の思ひ出」ではこのブログの趣旨に沿いませんので、万博に参加していたインド館のお話なのであります。 当時小学校の5年生だった私は、万博に行くに際して「3つの目的」というものを持っていました。それはまず「アメリカ館の月の石を見る」こと、それから「オーストラリア館でコアラのぬいぐるみを買う」こと、そして「インド館で白いトラを見る」ことでありました。 しかし夏休みの万博会場は「超」が7個くらいつくような混雑状況で、特に大国のパビリオンはどこも長蛇の列ができていたのであります。もう並ぶ気力さえなくすほどだったのです。 そこでアメリカ館やオーストラリア館はあきらめて、当時まだ大国とは言えなかったインド館に行ったのです。もちろんお目当ては「白いトラ」です。 朝一番だったこともあって、インド館はまだガラガラでした。これはラッキーです。もう白いトラじろじろ見放題じゃあありませんかあ。 ところがです!なんと白いトラはその時公開されていなかったのです。なんでだよ! しかし日本の一小市民が「白いトラ見せろ!」と言ってもどうにもなりません。 そこでしかたなく、本来白いトラがウロウロ歩きまわっているであろうはずの空のオリなどを恨めしげに眺め、それでも一応「インド館に入ったぞ」というアカシのスタンプをペタリと押し、ついでにインド館のコンパニオンのおねえさんにサインなんてしてもらって、それでまあ自分の気持ちを収めたのでありました。 そんな人であふれていた万博会場もいまや自然が中心の公園になり、インド館も白いトラも、そしてコンパニオンのおねえさんももはやどこにもいないのでありました。 ああ、もう一度あのおねえさんに・・・じゃなくて、白いトラに会いたい・・・ って、もうインドで何回も見たってばさ。(白いトラの記事はこちらです) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017.09.13 11:27:06
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