260563 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

ラクダ隊商隊長の西方見聞録

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

プロフィール

ラクダ隊商の隊長

ラクダ隊商の隊長

カレンダー

カテゴリ

2009.02.27
XML
カテゴリ:インド・動物
日本ではロバは誰でも知ってるメジャーな動物でありながら、よーく考えてみると「あれ?本物のロバって見たことあったかな?」となり、「やあねえ、この間行ったふれあい動物園で乗ったじゃない」「いや・・・あれはポニーじゃないか?」「えっ!ポニーとロバって違うの?」「そりゃおまえ、ポニーテールってのはあるけど、ロバテールなんて言わないからやっぱ違うんじゃね?」なんてことにもなるほど、その飼育数は少ないようなのであります。

でも、インドでは今でもロバが活躍しています。
ロバは馬に比べて体はかなり小さいですが、なかなかの力持ち振りを発揮して、こうして牛乳(もしくはヤギ乳)の入った大きな容器を何本も荷車に積んで、カポカポカポカポとどこまでも歩いて行くのであります。まあ今はこのロバは休んでますけど。

しかし、ロバというのはなぜか見ていてかわいそうになってしまいます。その理由は、憂いを秘めたような目、いつもうなだれているような首、薄茶とか灰色とかの実に地味な色あい、そしてヒィーホーヒィーホーヒィーホーといった変な鳴き声、といったあたりに起因しているのでしょう。

でまた、昔からロバというものは人間からちょっとさげすまれて来ました。
たとえば西洋などでは「ドンキー」は「愚か」とか「のろま」とかいったあまりよくない意味に使われて来ましたし、ピノキオのお話では、遊んでばかりいる怠けものがロバにされてしまうというシーンが出て来ますし、さらにニュースなどを聞いていても「頭をドンキーのようなもので叩かれ」などと、凶器として使われるなんてことも・・・まあ、これは違いますが・・・とにかくロバはずいぶん人々から馬鹿にされ・・・

あっ、もしかしたらこの「馬鹿」の「馬」の方って、ホントはロバのことなんじゃ・・・

とまあ、とにかくロバは人間に対しての貢献度にまったく見合わないひどい言われようをされているのであります。


でも、そんなロバが、私は好きです。

がんばれ!ロバ!
負けるなロバ!


おい・・・

こんなに応援してやってるのに、なんやその辛気くさい顔は!

酒や酒!サケ買うてこぉーい!

​​​​​​​​現在インドの話題は「ラクダ隊商パインズクラブ」にて更新中です!​​​​





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2017.09.13 11:49:45



© Rakuten Group, Inc.
X