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カテゴリ:インド・旅行記
無事にナルシン・メヘタ詣でを終え、次にジュナーガルで一番の見どころであるウパルコート砦へと向かうことにした。 ウパルコート砦に行くのは今回で二度目であるが、ナルシン・メヘタを経由したため頭の中の位置関係がすっかり狂い、だいぶ遠回りをしてしまった。 ようやくウパルコート砦に続く坂道に出たが、なぜか三年前とは違って観光客の姿が少ないような気がする。 そもそも以前は、観光客を満載したバイク型三輪が何台も追い抜いて行ったというのに、今回は一台も見ない。 この砦はなんと紀元前319年に、マウリヤ朝初代王チャンドラグプタによって築かれたとのことである。 やがて遷都によってこの地の重要性がなくなったことから、7世紀から10世紀まで完全に忘れ去られ、すっかり森に埋もれてしまっていたのであった。 その後発見されたこの砦は、時の支配者によって再び砦として使われるようになったとのことで、残っている建造物はそれ以降のものが多いのだろう。 しかし門を入って最初に通るこの通路は、あたかも紀元前の昔に戻るタイムトンネルのように思える。 続きを読む *ラクダ隊商パインズクラブのページに移動します。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017.10.31 08:00:13
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