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テーマ:ミニカー大好き
カテゴリ:スーパーGT
スーパーGTの運営母体「GTアソシエーション」から、GT車両のモデル化はスパークが独占製作販売(2023年1月13日付け)の一報が流れた時には、エブロはスーパーGTから手を退けと長年言い続けていたことがやっと実現した感慨にふけったもんだ。
GTAのアナウンスから遅れること3カ月。スパークから発売アナウンスされた時点で予約入れといた2022モデルがようやく揃った。エブロ時代は渋々チャンピオンマシンだけ買っていたけど、スパーク独占契約のご祝儀にってことで、GT500ワークスそれぞれ一台、ランキングの最上位マシンを選択した。スパークのことだから2023年内には軽く出揃うもんだと思ってたけど、23年モデルに先を越されるかたちとなった。 レース車両のミニチュアには、レーシングチームがスポンサー等お世話になってる方々へ配るノベルティグッズの側面をも担っているから、来年の契約更新用の土産とするには何年も昔のマシン持ってったってオハナシにならないっつーニーズがあって、だから23年モデルの完成を優先したと思われ。そしてそういうことが何年にもわたって出来なかったから、エブロはGTAから切り捨てられたんだろうよ。 スパーク1/43 カルソニック・インパルZ スーパーGT2022年 シリーズチャンピオン #12 平峯一貴 / ベルトラン・バゲット スパーク1/43 スタンレー・NSX-GT スーパーGT2022年 総合3位 #100 山本尚貴 / 牧野任祐 スパーク1/43 エネオスXプライム・GRスープラ スーパーGT2022年 総合5位 #14 大嶋和也 / 山下健太 まあなんつーか、ガワのカラーリングでイメージは違って見えたりもするが、基本は23年モデルと大して変わらない。実車よりもノーズがちょい長くてAピラーもちょい寝てる気がするけど、パースが狂ってるってほどじゃない許せる範囲(何様?)笑。 それにしても、まさかエブロそのものが潰れるとは思いもよらなかったわ。なんとなくミニカーはやめてオールドF1プラモに軸足を移してくんだろうなぁと思ってたからね。だいぶ前の話で模型誌だったかモタスポ誌だったか忘れたが、ミニカーコレクターってのは「あそこが違うここが間違いだ」と口煩いだけで、モデラーのように自分で何とかしてやろうという気概がない。そのクリエイティブのなさに幻滅したとミニカー否定ともとれるコメントしてたんで、心優しいプラモの世界に戻るんだろう、と。 そのプラモの開発予算はスーパーGTマシンの売り上げが賄っていたのだろうし、だからミニカー事業にやる気が失せてもスーパーGTは続けなくてはならなかったんたが、ついに自社工場を持つことはしなかった。それが結果的に首を絞めた。中国の委託先に足元を見られて価格を吊り上げられた挙句、生産自体は後回しにされるということが日常茶飯事、という話を業界の事情通から聞いたことがある。下請けが勝手に納期を先延ばしにするなんてことが許されるのかねえ?と思わんでもないが、同じ自社工場を持たないミニチャンプスもそんな感じなことがあるし、当たらずとも遠からじというところか。 理由はどうあれエムエムピーという会社は存続しないようなので、破産倒産以前には売り払っちまおうかなと思ってたチャンピオンマシン以外のGT500マシン、結構な数あるんだけど立場が微妙になっちゃったな。過去マシンも出すって言ってるスパークが全てリカバリーできるわけもないし、出たとて財政的に買えるかわからんし。まぁ寝かせば価値が上がるってもんでもなさそうだけど、しばらく静観ってとこだな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024.08.30 00:41:09
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