追憶の夏至祭(ル・マン ウィナーズ 1949-1957)
昨年もスタートダッシュは鈍かったんだが、今年は更に酷い。ダッシュどころかもはやエンストこいてるんじゃないか?くらいの勢いのなさだ。何の話?って当ブログの大黒柱であるミニチュアカー(予約品)がちっとも入ってこないのである。だったらば他の記事をアップすりゃあいいじゃんってことなんだけれど、NFLはシーズンオフだしエレキギター関係はそもそもおいそれと買い足せるもんじゃないし。じゃあガンプラは?ってえと、日々鋭意製作中で結果続々完成してはいるけれど、あれアップしてもPV伸びないんだよね。ガンプラと言わずプラモはやっぱ完成状態だけ載せるんじゃなくて、途中の写真とか組み立てプロセスを追った細かい記事じゃないと興味持たれないんだな。それはかなり面倒くさいしそんな時間あったら遮二無二組み立てて少しでも積みプラ減らせ!って感じで。 そんな訳でここのところ記事更新もなく、旧作を引っ張り出してきてフリーページのほうを充実させてる次第だが、せっかくならそれをこっちに転記すりゃいいじゃんってお手軽企画。フリーページには「新着お知らせ機能」とかないんで、こっちに載せれば一石二鳥だし。 ~戦後復興期とジャガーの台頭~ 第二次世界大戦は終わったものの、主戦場となったヨーロッパが社会的・経済的に復興を果たすには時間を要し、レースを開催するに至るまで4年の月日が必要でした。 戦前のル・マン参戦条件は「メーカーのカタログに掲載されている市販自動車」に限られていましたが、そういった縛りでは、戦争が終結したとはいえ未だ社会的・経済的に混乱する現状では参加台数が見込めないため、窮余の策として「今後、量産販売される予定の車両」所謂ワンオフマシンの出場も可能であるとし、多くの参加者を募ることが出来ました。そしてその中でチャンスを掴んだのがジャガーで、1950年代に5勝を挙げて一時代を築きました。1949年イクソ1/43 フェラーリ 166MM#22 ルイジ・キネッティ / セルズドン男爵ピーター・ミッチェル=トムソン走破距離:3178.30km平均時速:132.40km/h1950年スパーク1/43 タルボ・ラーゴ T26GS#5 ルイ・ロジェ / ジャン=ルイ・ロジェ走破距離:3465.12km平均時速:144.38km/h1951年イクソ1/43 ジャガー XK120C#20 ピーター・ウォーカー / ピーター・ホワイトヘッド走破距離:3611.20km平均時速:150.47km/h1952年スパーク1/43 メルセデスベンツ W194(300SL)#21 ヘルマン・ラング / フリッツ・リース走破距離:3733.80km平均時速:155.58km/h1953年オートアート1/43 ジャガー Dタイプ#18 トニー・ロルト / ダンカン・ハミルトン走破距離:4088.06km平均時速:170.34km/h1954年イクソ(アシェット)1/43 フェラーリ 375プラス#4 ホセ・フロイライン・ゴンザレス / モーリス・トランティニアン走破距離:4061.15km平均時速:169.22km/h1955年スパーク1/43 ジャガー Dタイプ#6 マイク・ホーソーン / アイバー・ビューブ走破距離:4135.38km平均時速:172.31km/h1956年スパーク1/43 ジャガー Dタイプ#4 ニニアン・サンダーソン / ロン・フロックハート走破距離:4034.93km平均時速:168.12km1957年スパーク1/43 ジャガー Dタイプ#3 アイバー・ビューブ / ロン・フロックハート走破距離:4397.11km平均時速:183.22km/h