気まぐれ日記

去年、じいちゃんが亡くなってから、もう1年が経った。

なんだかすごく早かったような気がする。

先日一周忌を無事に終える事が出来たけど、

実際の命日は１２月８日でした。

去年の今頃は本当に大変だったんだなぁ･･･って

色々思い返してみた。

未だにハッキリ覚えてる。

今週の６日にテレビで『FNS歌謡祭』がやってましたよね。

ちょうど一年前の『歌謡祭』の日は、

じいちゃんが危篤になった日。

その日の夜が山かもしれないと言われていたけど

付き添いが出来るのは３人までと言われ、

私たち子供達は自宅待機と言う事で帰えされた。

あの夜は帰ってきてから、とりあえずテレビをつけた。

そしてやっていたのが『FNS歌謡祭』だった。

あの時は、とりあえずテレビは付けていたけど

ほとんど見ていなかったな･･･

お風呂に入るのも本当に怖くて、

いつ呼び出しが来るんじゃないのか･･･

寝るのも本当に仮眠程度なんだけど

手には携帯を握ったまま、

いつ電話が来ても取れるように･･･

寝たんだか、寝てないんだか

よく分からなかったな。

そんな事を色々思い出した。

そう考えると、本当に一年ってあっという間だったんだなぁ。

つい昨日の事のように思い出せるのにね。

でも、このことは一生忘れない。

いや忘れちゃいけないんだと思う。

今、自殺したりする子が多いけど、

人の命、生きるって本当に大切なんだって実感した時だった。

今の子ってこういう場面に立ち会う事が少ないと思う。

核家族で、じいちゃんばあちゃんと一緒に住んでいない事も

大きいんだろうけど。

でも、これって本当に大切な事なんだよね。

確かに、死を目の当たりのするのは本当に辛い。

けど、そこから学ぶ事ってすごく大きい。

言葉で『生きることが大切』とか。

『命は大切』って言われても、

頭では分かっていても、本当に理解しているのか？

って言われたら分からない。

怪我をして自分が不便を感じた時に、

健康がどんなに大切なのかを気づくように、

いざとならないと実感なんて出来ない。

人の命だって、実際に目の当たりにすると

言葉では言い表せない、何かを感じさせられる。

それを経験することは、今後の考え方も変わってくると思う。

亡くなる人も、その姿を見せることで、

何かを伝えるのかな。

人の最期にはそれだけの大きな意味がある。

私は最近そう思うようになった。

もちろん、これは私の考えだけなのだから

強制も出来ないし、この意見を人に押し付ける気も無い。

ただ、私はそう思った。



・・・・なんだか途中話が混乱してきてスミマセン