PROMISE〈無極〉
PROMISE〈無極〉 を検索!2005年【中/日/韓】The Promise / 無極(Wu ji)チェン カイコー(陳凱歌)監督(「黄色い大地」)『戦乱の世で親を亡くし、行き倒れ寸前だった少女・傾城(大人になってから=セシリアチャン)は女神(陳紅)から真実の愛と引き換えに、すべての男からの寵愛と何不自由ない暮らしを約束され、やがて王妃の座についた。その頃、王を支える無敵の大将軍・光明(真田広之)はこの世のものとは思えぬ脚力を持つ奴隷の男・昆崙(チャンドンゴン)に目を留め、自らの従者とする。やがて2人は、無歓(ニコラスツェー)の反乱に遭い危機に陥った王を救出するため城へと向かうのだが…。』(allcinema onlineより)前知識なしに見始めるや、戦乱の跡のシーン...にしては現実味のないセリフ...ファンタジーなのか!ちょっと...(w´Д`w)イヤな予感。美しい色彩と幻想的な絵柄は、絵本を見ているようだ。真田サンは、「華鎧」(はなよろい)という鎧を着けた「大将軍」で、3000兵で2万(だっけかな)の敵を敗ったヒーロー。京劇とヴェネツィアのカーニバルのお面がミックスしたような、鎧と面は、キレイだけど滑稽。かっこよく似合ってはいたけれど。あとは、、、ドンゴンチャンもタイプじゃないし、ニコラスツェーも。セシリアチャンはキレイだったが、色っぽいシーンなんて別に観たくないし。なんで、ああいうシーンを(しかも全身を)撮る必要があるのかな。全身を上から、というスタイル、何かで観たぞ。LOVERSかな。HEROかな。チャンツィイーとトニーレオンかな。色彩へのこだわりといい、かなり影響を受けているのだろうか。ドンゴンチャンの「この世のものと思えない俊足」だってバカバカしくて、ワイヤーで不自然な動きで剣を交えるのも、もうウンザリ。大将軍が起伏に富んだ役だったので、真田サンに関しては損はないと信じたいが、作品としての出来は微妙だ。主演映画ということでキャリアの傷にならないといいが。「上海の伯爵夫人」を早く観たいものだ。近所で上映している時、ポスターを見て「観たいなぁ」と思ったものだが、劇場で観ないで、ホントに良かった! (笑)