ジーン・ワルツ
2011年【日】大谷健太郎監督(「NANA」)海堂尊原作『日本屈指の医療の権威、帝華大学病院で医師を務める理恵(菅野美穂)。一方で彼女は、小さな個人経営の産婦人科医院・マリアクリニックの院長(浅丘ルリ子)代理としても働いていた。日本の医療制度に疑問を抱く理恵は、組織の外部から改革を進めようと奮闘するが、その姿勢が志を同じくしながらも体制内からの変革を志すエリート医師・清川(田辺誠一)との対立を生じさせる。そんな中、理恵のマリアクリニックでの治療に、ある疑惑が向けられて……。』(wowow online より)菅野美穂は好きだから、ずっと観られたんだけど、なんかやっぱりちゃちいのだよね。どこか舞台劇みたいな雰囲気も漂い…台詞回しももうひとつ洗練してほしい。第一、小説の方を読んでないのであれだが、大事なテーマがぼやけてないだろうか?出産が偶然何件も重なるドタバタ、なんてどうでも良い。孤高の天才女医の葛藤や、先端医療への問いかけ、のような壮大なテーマはどこにもない。それにしてもルリ子さんをアップにしないであげて! 年月は残酷…と思った。。。菅野美穂はいつまでも少女のようだが、彼女にもそんな日がくるのだろうか。。。