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本日付朝刊各紙は、扱いの大きさは別にし、米朝首脳会談においてトランプ大統領が金正恩に対して「日本の拉致問題」に関するニュースを報じている。
「金正恩は、拉致問題に関して解決済みの問題」とは言わなかった。とされ、これは北朝鮮の前向きな反応だ。こうとらえる論調が掲載され散る。 これは明らかにミスリードである。 過去、金正恩自身が「解決済みの問題」といつ発言したのであろうか??? 私は、知らない。 そう我々が耳にしたり眼にしたりする言葉は「北朝鮮国営通信」などによるものでしかない。勿論そこに金正恩の意が込められている。ことは疑うべくもないが。。。それでも、金正恩自身がそう述べた、という伝聞情報でもない。 つまりは、金正恩が「拉致問題は解決済み」と言わなかったことが、良い反応などとは、よても呼べるものではない。最悪ではなかった。とするだけである。 政府・与党関係者は、今回の米朝首脳会談について発言は、極めて口が重く、その多くは「言い訳に終始している」と言わざるを得ない。確かにトランプ大統領は、安倍総理の意を受けて「日本は拉致問題が解決しない限り北朝鮮への支援はしない」胸はぼべ多様であるが、北朝鮮は「日本は米国についてくる」こう読んでいれば、「拉致問題に関して明確な結論を下さなくとも、日本は支援をしてくる(一定程度であるが)、さらに米国などが融資などを行うようなことがあれば、経済界からバスに乗り遅れる」このような声が上がる。こう見てくるはずである。 多くのメディアはスルーしているが、金正日時代北朝鮮は「我が国は独立主権国家ではない」このような発言をなしていたことを断じて忘れてはならないのである。 さらに言えば、今回米朝合意文書に「拉致問題」がその言葉として明記されていないのは、米朝の合意文書に明記されていないのは当然のことと私は受け止めているが、トランプ大統領は、あの長時間の記者危険の冒頭で「拉致問題」について触れたわけではなく、記者からの質問を受けて拉致問題について触れた似ずぎない。しかも最初は、「拉致問題について触れたか?」の質問に対して「YES」とのみ答えているにすぎない。さらに汽車が突っ込んだ結果として、われわれが見ているあの発言となるのである。 貴社にはさらに「その際の金正恩の反応」について質問をしてほしかったのだが、多くのメディアが集まる中で、それ以上質問づることが出来なかったのは理解できるが、そのシーンを見れば、「拉致問題」に関心を寄せる海外メディアは少ない。このこともまた、トランプ大統領の反応とともに浮き彫りになる. この件については、明日も取り上げるが、メディアは、トランプ大統領の会見の切り取り」は時間の都合上などを考えれば、当然であろうが、全体的に見た「拉致問題」にたいする海外メディア、トランプ大統領の反応などを正確にまず伝えるべきであろう。 この現実認識なくして、我が国の今後の方針を決定するのは極めて危ういといわなければならない。 私は、まず国会で「拉致問題の解決なくして北朝鮮への支援は一切行わない」その旨を記した決議を全会一致で採択すべきものと思う。 文責 上田 和哉 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2018.06.14 12:30:05
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