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昨日、大阪北部で発生した震度6弱の地震
亡くなられた方もおられる。(防げた死者もいる)ものの、地震の規模、揺れから見て、交通機関への影響および生活インフラへの影響はあるものの、「減災」としてみれば、多くの都市において「学ぶべきこと」が多くあるものと思う。 物見遊山気分で行ってもらっては困るが、地方議員たちは、是非とも現場に足を運び、被害状況をつぶさに見てくると共に、「なぜ被害はそれほど多くなかったのか?」という観点も含めて、レポートを書いてもらいたいと思う。 時間帯としても、多くの方々の通勤・通学時間帯でもあり、落下物による被害、火災等が発生しなかった。のも一つの原因ではあろう。 私は、やはり、反サイン淡路大震災を経験することによって、「耐震設計」の建物が多かったことがその原因の一つであろう。その一方で「建築基準法違反」のために亡くなられた児童のことを思うと、「地震体験の風化」もまた感じられる。 大いに反省すべき点であり、これは、東日本大震災を経た東北地方各地の今後の課題とも言えるだろう。 またぞろ「デマ」「中傷」もSNSで拡散されたようだが、「恐れるものを恐れる」この重要性を改めて我が国とした課題とすべきであろう。(勿論これらを非難するコメント等も多く寄せられたようである) 2018.6.19 07:20更新 【大阪北部地震】 停車中電車の乗客らへ配布の水、消費期限切れ JR西の湖西線 JR西日本は18日、大阪府北部で起きた地震を受け、滋賀県大津市の湖西線和邇駅で停車中の列車の乗客に配布した非常用飲料水が消費期限切れだったと明らかにした。 JR西によると、18日午後0時半ごろ、和邇駅で長時間停車していた永原発京都行きの普通列車で、ペットボトルの飲料水を配布。約50分後に乗客からの指摘で、消費期限を約2カ月半過ぎていたことが判明した。配布した24本のうち、2本を回収することができなかったという。 同社は「在庫管理の徹底を図り、再発防止に取り組む」としている。 以上産経ニュースより引用 私には、このJR西日本が取った措置に「問題はない」ものと思う。 「ペットボトル入りの水」の消費期限とは、一定の量が蒸発する時期を意味するものでしかなく、「飲み水」として全く問題はない。 私は、そこまで目くじらを立てるようなことなのか?としか思えない。 では、そのペットボトル入りの水は「廃棄すべき代物」だとでも言うのだろうか??? 「災害時」「非常用」の飲食物に関しては、もう少し「ゆるやか」にkぁんが得るべきものと思う。 まあこれがニュースとして報道されていること自体、今回の被害状況がいかなるものなのか率直にわかる記事であろうと思う。 本当に命の危険が差し迫った事態であれば、このような措置はニュース価値を持たないと思われるからである。 「死者4人、300人程度の怪我人がいるのに」 こう思われる方もおられようが、その方々のことを私は決して軽んじるものではないが、「都市における地震被害」は決してゼロにすることはできない。のである。 また「ゼロリスク」というものは、多くの場合、人の危機感を軽減する分、「思わぬ被害」というものもまた出るものである。 「成功」「失敗」多くの教訓が得られる「地震」である。我が国が自身から自由にはならない以上、これは教訓として本当に学ぶべきものが多いものであると私は思う。 今回の地震で亡くなられた方々のご冥福をお祈りすると共に、怪我をされた方々の一日でも早い回復を祈る。 文責 上田 和哉 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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2018.06.19 12:30:04
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