雨天のアホ栽培
東海地方は朝から小雨が降り続いておった。しとしと。しとしと。春雨である。庭で、われわれはスコップを手にしていた。畝をつくり、傷みかけた芋類(じゃが芋・さつま芋・なぜかニンニク)を植え、秋には収穫祭をぱんぱかぱーんと開催しようとゆう野望が、ふつふつと燃えていたのである。我が家の庭は、例えるなら小学校の校庭のような土でできている。まったく園芸むきではない。農業むきでもない。荒野(ムーア)と言っても良い。しかし、手のひらに太陽を。胸には希望を。顔には微笑を。パジャマ(そう、われわれは寝起きであった)と健康サンダルとゆうこれ以上は望めないようなナイス・ルックで泥土を畝の形(かなりイビツ)にしたのだ。運動不足からか、すぐヘトヘトになった。しかし、やるのだ。がんばるのだ。のだ。ビバ!家庭菜園!夏にはきゅうりや茄子やトマトを収穫し、食卓に彩りを加えよう!粘土みたいな土だけど、ドンマイドンマイ!まいていこう!数時間かけ、なんとかカタチにはなってきた。あとはモノが成るまでお楽しみだ。水遣りや肥料のことは…たまには思い出すだろう。・・・・・・・・我が家には畑が(家から徒歩2分に)存在しているが、そこは雑草が生い茂り、利用されていない。